git pullを対話的に実行する

使い方

どういうことかというと、git pull -iを打てば、shellと対話しながらpullできるというシロモノです。
こんな感じ。

$ git pull -i
Please input remote (default: origin) upstream
Please input branch (default: master) master

# file diff
.gitignore                                            |      1 +
app/assets/javascripts/hoge.coffee                    |      7 +
app/controllers/hoge_controller.rb                    |      2 +-
3 files changed, 9 insertions(+), 1 deletions(-)

Are you sure you want to run? (y/N)

リモートリポジトリとローカルブランチを入力すると試しにdiffし、yesを入力すればpullを、noを入力すればpullがキャンセルされます。

やり方

githubから該当リポジトリをcloneします。
ファイル自体をコピペして置くだけでも大丈夫です。

git clone [e-mail]:shibukk/git-extensions.git

.bashrcや.zshrcに下記を記述します。
設置したshellのパスにするのと、shellの再起動を必ずしてください。

.zshrc

function git() {
    sh ~/git-extensions/pull_interactive.sh $@
}

あとはgit pullするときに-iをつけるだけで対話的にpullしてくれます。

説明など

gitコマンド全体をラップしてshellに渡します。

.zshrc

function git() {
    sh ~/git-extensions/pull_interactive.sh $@
}

getoptsだとpullの後にオプションが続く場合に取得できなかったので、$*をループして取得しています。

~/git-extensions/pull_interactive.sh

# -iオプションがあるかどうか確認する
i_option_flg=0
for opt in $*
do
  case $opt in
    '-i' )
      i_option_flg=1
      ;;
  esac
done

git diff --statを利用して、git pullを擬似的にdry-runします。

~/git-extensions/pull_interactive.sh

# dry-runをする
command git fetch $remote
command git diff --stat-width=500 $branch..$remote/$branch

yes/noの確認メッセージはこちらのサイトを参考にしました。分かりやすい解説ありがとうございました。