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Laravelのインストールメモ

Last updated at Posted at 2015-07-21

最近環境が変わって、Laravelのインストールの仕方を調べ直すのがめんどうだったので、Laravelのインストールと初期設定を簡単にメモ。

導入

Laravelを導入する方法はいくつかあるが、composerを使うのが一番楽そう!

composerのインストール

brewでcomposerのインストール
brew install homebrew/php/composer

Macでbrewを使っている方は、brewを使ってcomposerをインストール

brew以外の方
curl -sS https://getcomposer.org/installer | php

curlがない人は、phpスクリプトでインストール

curlが入っていない人はこちら
php -r "readfile('https://getcomposer.org/installer');" | php

composerの詳細はを https://getcomposer.org を参照

Laravelプロジェクトの作成

Laravelプロジェクトを作成する方法は、公式で2つの方法が示されている。

  • Laravel Installerを使う方法
  • composerを使う方法

どちらかの方法を選択。

注意:Laravel Installerを導入するにも composer が楽なのでこれを使用する。

手段1:Laravel Installerを使う

手段1では、まず、Laravel Installerを入れる。

Laravel-Installerを入れる
composer global require "laravel/installer=~1.1"

インストール先は ~/.composer/vendor/bin なので、こちらにPATHを通す。PATHの通し方は Shell や OS によって異なるので各自でお願いします。

Laravelプロジェクトを作成
laravel new プロジェクト名

プロジェクトを作成するためには、laravel new を使用。

手段2:composerを使う方法

zsh:composer を使って laravel プロジェクトを作成
composer create-project laravel/laravel プロジェクト名

composerでもLaravelプロジェクトを作成することが可能

これだけ見ると、composerで直接プロジェクトを作成する方が楽に見える。しかし、Laravel Installerの方が、初期のインストールに時間がかかるが、一度インストールしてしまうと次回以降のプロジェクトの作成が速い。今後、多用する予定ならばインストーラーを使う方法の方が良さそう。

追記
環境構築が面倒な場合、VagrantのboxであるLaravel Homesteadがある。
詳しくは、 http://readouble.com/laravel/5/0/0/ja/homestead.html で!
公式では「Nginx Webサーバー、PHP 5.6、MySQL、Postgres、Redis、Memcachedやその他、素晴らしいLaravelアプリケーションを開発するために必要な、クールなツールを全部含んでいます。」と書かれています。

動作確認

プロジェクトフォルダにcdで移動してから

サーバー起動
php artisan serve --port="9999"

を実行

http://localhost:9999/ にアクセスすると
Screen Shot 2015-07-15 at 20.22.10.png

環境構築がうまくいってる!

環境設定

config/app.php

まずはじめに、確認すべき設定項目はプロジェクトフォルダ内の config/app.php にある。

設定項目名 説明
debug bool デバッグモードの有無
url string URL
timezone string タイムゾーンを指定(日本なら'Asia/Tokyo')
locale string ロケールを指定(日本なら'ja')
key string 32文字のランダムな文字(composer経由でインストールした場合は標準で入力されている。また、php artisan key:generateをコマンドを使用すると自動で指定してくれるので便利)

config/app.phpで必ず設定すべき項目は以上。

config/database.php

次にデータベースの設定をする。こちらはプロジェクトフォルダ内のconfig/database.phpにある。

設定項目名 説明
defualt string どのデータベースに接続するか指定
database string データベース名
username string データベースのユーザ名
password string データベースのパスワード

自分で構築したデータベースを設定。

DotEnvとは

DotEnvの概要

config/app.phpconfig/database.php を見ると env( A , B ) という形を見かけると思います。
Laravelでは、DotEnvという機能が搭載されているので設定が非常に簡単です。

プロジェクトフォルダのルートにある .env ファイルを開いてみると、環境変数が書かれています。

config/app.phpconfig/database.php では .env ファイルから設定を読み取っています。

env関数の使い方

env( A, B )

A:環境変数名
B: .env 内に環境変数Aが存在しない場合のデフォルト値

DotEnvについての追記

composerでプロジェクトを作成した場合は、既にセットされてますので主に .env ファイルを書き換えることで簡単な設定は行えます。

また、composerを使用しない場合、.env が存在しないかもしれません。
その時は、.env.sample.env にリネームしてください。

DotEnvの詳細については、 https://github.com/vlucas/phpdotenv を参照。

Apacheの設定

  1. ルートディレクトリを public フォルダに指定。プロジェクト名が laravel の場合は、 laravel/public である。
  2. mod_rewrite を有効にする。

これで設定完了です。細かい設定は設定ファイルにコメントで書かれているのでそちらを参照。または調べましょう。

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