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Rails4で使用されているRubyGemのバージョンを調べてみた。

Last updated at Posted at 2013-12-15

springで爆速rake生活の最後で触れた、
springが推奨するgem本体のバージョン(2.1.0以上)に変更したい問題についての続報になります。

結論としては、rails3系ではspringは警告文を出してきてウザいです。rails4系からのspringは警告を出さずに(そして恐らく)速度が上がっているかと思われます

springで爆速rake生活でも触れましたが、bundle exec time spring rake routesなどを実行すると通常よりも高速にrake routesができていることがわかるのですが、rubygemのバージョンが2.1.0以下だと警告が出て鬱陶しいのが問題でした。

じゃあ警告を消してやろうじゃんということでローカルのGemのバージョンを上げてもRailsプロジェクトのGemのバージョンは上がらないようです。

なんとかRailsプロジェクト内のGemのバージョンを2.1.0以上に上げたい。

そう思っていろいろやっているうちに下の結果が得られました。

ruby 2.0.0p247 Rails 3.2.14
において

rubyに紐づいたgem

zsh

gem -v
#=> "2.0.3"

railsに紐づいたgem

irb

irb(main):001:0> Gem::VERSION
=> "2.0.3"


ruby 2.1.0dev Rails 4.0.2
において
(何故かpryが使えない悲しい #=> bundle execが必要だったか)

rubyに紐づいたgem

zsh

gem -v
#=> "2.2.0.preview.1"

railsに紐づいたgem

irb

irb(main):001:0> Gem::VERSION
=> "2.2.0.preview.1"

この結果から分かるのは、railsで使用するgemはそのrailsのバージョンを作るのに使われているgemなので、railsのバージョンを上げなければgemのバージョンは上がらない。つまり、springの警告を消すためにはrails3.2.14以上rails4.0.2以下のrailsを使用する必要があると言うことです。

※厳密にどのrailsバージョンからspringが早くなるかとか、既存のrailsプロジェクトのgemのバージョンを上げられないかとかは面倒なので調べませんが、Gem::VERSIONがどこからバージョンをとってきているのか深堀したら何かわかるかもしれませんね。

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