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Bash on Windows で セキュリティソフトにaptの邪魔をされるとき

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半ば諦めて公式対応してくれるのを期待していたのですが、ふと思いついたのでやってみたらできました。

apt updateできない?

いろいろやりたいことを妄想して、いざパッケージをインストールしてみようとすると、いきなり壁にぶちあたります。
curlでのhttpは通信できるけれど、aptコマンドでのhttpでは通らない。。
apt update / install でリポジトリにつながらない (ただし、 curl だとつながる)

私の環境でもSymantec Endpoint Protectionを使っていて、一応、ファイアーウォールを無効にすれば、apt updateは成功しましたが、いつも無効にしておくわけにもいきません。

また、ファイアーウォールのルールはサーバー側で制御しているので、あまり多くのことを試すことができませんが、アプリケーションごとに通信の許可(ホワイトリスト)みたいなことはやっていませんでした。

ローカル通信は別なルールになるのでは?

ファイアウォールのルールで遮断されているなら、別なルールを使う通信ならいけるかも、と思ってWindows側のローカルにプロキシを立ててそこを経由させてみました。

プロキシ経由で接続してみる

プロキシには簡単に立てられる、BlackJumboDogを使わせていただきました。

msiとzipで配布されているので、よりお手軽なほうのzipでダウンロードしてきて、解凍。
起動したら、オプション→プロキシサーバ→ブラウザのダイアログで、「プロキシサーバ[Browser]を使用する」にチェックをつけて、以下の設定を。

  • 基本設定タブ

  • クライアントから見たポート:8080

  • 待ち受けるネットワーク:IPv4 127.0.0.1

  • ACLタブ

  • 指定したアドレスからのアクセスのみを許可する

  • 利用者(アドレス)の指定:お好きな名前で127.0.0.1を追加

準備ができたら、Bashでこんな感じにするといけます。

# export http_proxy="http://localhost:8080/"
# apt update

sudoでやりたいって方は、-Eオプションをつけて実行すると環境変数を引き継いでくれます。

$ export http_proxy="http://localhost:8080/"
$ sudo -E apt update
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