WindowsのGit Bashでsbtを使う手順のまとめ。
実行環境
- Windows 8.1
- Java 1.8.0_60
- Scala 2.11.7
- sbt 0.13.9
- Git Bash 2.6.1.windows.1
sbt関連ファイルの修正
sbtインストールフォルダ配下の以下のファイルを編集することで、Git Bashに出力されるメッセージを日本語化することが可能。
- conf/sbtconfig.txt
- bin/sbt
sbtconfig.txtの編集
sbtconfig.txtに「-Dfile.encoding=UTF-8」を設定し、Java 8では不要なMaxPermSizeオプションをコメントアウトする。
# Set the java args to high
-Dfile.encoding=UTF-8
-Xmx512M
# -XX:MaxPermSize=256m
-XX:ReservedCodeCacheSize=128m
# Set the extra SBT options
-Dsbt.log.format=true
sbtの編集
Windowsのsbtスクリプトは、sbtconfig.txtを使っていない。
sbtコマンドを実行するとコンソール上にsbtconfig.txtが見つからないというエラーが出ていると思います。
sbtconfig.txtの設定値を有効にするため、sbtファイルの以下の個所を修正する。
- 143行目辺りのコメントアウトされたJAVA_OPTSをアンコメントする。
- WDIR変数が宣言されていないので、「WDIR=${sbt_home}」をJAVA_OPTSの行より前に追加する。
- JAVA_OPTS中のsbtconfig.txtのパスに「/conf」を追加する。
# -- Windows behavior stub'd
WDIR=${sbt_home}
JAVA_OPTS=$(cat "$WDIR/conf/sbtconfig.txt" | sed -e 's/\r//g' -e 's/^#.*$//g' | sed ':a;N;$!ba;s/\n/ /g')
Eclipseプロジェクトを作る(sbt eclipse)
Eclipseのプロジェクトファイルを作成するsbt eclipse
コマンドを実行するためには、C:\Users\ユーザ名\.sbt\0.13\plugins
にplugins.sbtファイルを作成して、以下を記述しておく必要がある。
.sbtフォルダは環境変数HOMEを定義していても、ユーザフォルダ直下にできるようです。
addSbtPlugin("com.typesafe.sbteclipse" % "sbteclipse-plugin" % "4.0.0")
その後、Eclipseプロジェクトを作成するフォルダ配下(build.sbtファイルがあるフォルダ配下)でsbt eclipse
を実行すると、Eclipseプロジェクトを作成することができる。
おまけ
文字化け解消がうまくいっているか確認したい場合は、以下のリポジトリを利用してみてください。
sora_api_client_scala_sample
うまくいくと、2015年の秋アニメ情報が取れますよ!
今期は「すべてがFになる」がおすすめです。
Sora APIについて詳しく知りたい方は以下をどうぞ!
http://qiita.com/AKB428/items/64938febfd4dcf6ea698