Eclipseを久々に使っているのですが、Emacsキーバインドで使いたくて試行錯誤したメモ。
# 環境
- OS : Ubuntu 15.04
- Eclipse : MARS.1 Release(4.5.1)
プラグインがうまく使えなかった
まずハマったのが、Emacs+プラグインを使って入れようとして失敗していました。
具体的には、"Ctrl-H" を "一語削除" に割り当てたかったのですが、
Emacs+プラグインを入れてしまうと、Emacsの "Ctrl-H" がHelp機能が反応してしまい、
しかもそれをEclipseのKey設定でなぜか変えられない(変えられたかたいれば教えてください…)
ということで、元々デフォルトで入っている?Emacs設定を改造して使うことにしました。
設定
Eclipseのメニューから、
Windows -> Preferences -> General -> Keys と選び
Keys画面中のSchemeをDefaultからEmacsに変更します。
するとほとんどのキーバインドがEmacsになります。
あとはお好みでいくつか変えます。
Ctrl-H を一語削除に
"Ctrl-H" は標準では "Open Serch Dialog" に割り当てられてます。
この割り当てを他のキーバインドにまずは割り当てます。
自分は”Ctrl+Alt+S"に割り当てました。
次に、"Delete Previous" を探し、"Ctrl+H"に割り当てます。
ちなみに、Commandの検索は、Schemeの下の検索窓にタイプすると候補が見つかります。
またBindingからCommandを検索したい場合は、Bindingの列の先頭をクリックすると、
昇順と降順に並ぶので、例えば"Ctrl-H"に割り当てられているCommandを探すときには見つけられました。
Ctrl-M を改行してインデントに
"Ctrl-M" は標準ではウインドウのサイズ変更?に割り当てられています。
自分はこのキーバインドを"Alt-M"に割り当てなおし、
"Ctrl-M" を "New Line Indend" に割り当てました。
検索と置換コマンド
自分は検索時にはC++Searchが使いたいので、"Open Search Dialog"を起動し、
置換時には"Find and Replace"が使いたかったので以下の設定も変更しました。
- "Open Search Dialog" : "Ctrl+Alt+F"
- "Find and Replace" : "Ctrl+Alt+R"
最後に
以上がキーバインドの変更についてでした。
これからもEclipseを使いやすくするために色々いじっていきたいと思います。
ちなみに見た目に関しては、
- Eclipse Colorr Scheme
-
Eclipse Moonrise UI Theme
を使うとなかなか良い感じになります。
具体的な導入方法に関しては、以下の記事が参考になるかと思います。
Eclipse を黒くする