以前の記事の続きみたいなものですが、
VisualStudio2015でも環境を構築したので、備忘録的にまとめます。
Emacsキーバインドの適用
前回同様に、Emacs拡張機能をインストールします。
今回は以下の投稿を参考に導入しています。
Using Emacs bindings in Visual Studio Community 2015
- VS2010の拡張機能を次のリンク(Emacs Emulation Extension Now Available!)からダウンロードします。
- ”EmacsEmulations.vsix" というファイルの拡張子を ".zip"にリネームして、適当な解凍プログラムで解凍します。
- ".vsixmanifest"という拡張子のXMLファイルをエディタで開いて、<VisualStudio Version="10.0">と書かれた場所を書き換えます。書き換えると以下のようになります。
<SupportedProducts>
<VisualStudio Version="14.0">
<Edition>Pro</Edition>
</VisualStudio>
</SupportedProducts>
<Edition>の中身はProのままでも大丈夫でした。(Communityでも)
- 次に解凍したファイル達を再度zipで固めて、"EmacsEmulations.vsix"を作ります。
- そして管理者権限でそのファイルを実行します。実行すると、インストールしますかといったダイアログが出るので最後まで進めていきます。
以上で、インストールは完了です。
インストールできたかは、VS2015を起動して、ツール→オプション→キーボードと辿り、
"次の追加キーボードマップスキームを適用” の下のリスト内に ”Emacs” があれば認識されています。
同様に、ツール→拡張機能と更新プログラムと辿り、
インストール済みのすべての中から ”Emacs emulation” を見つけることでも確認できます。
ちなみに、これでインストール出来ない場合は、解凍した中にあったEmacs.vskというファイルを
C:\Program Files (x86)\Microsoft Visual Studio 14.0\Common7\IDE
に置いておくと良いと書いてありました。(自分は必要なかったです。)
Emacsキーバインド割当の変更
以下のコマンドが使えない状態でしたので割当を変更しました。
- Ctrl + H(テキストエディター)
- 編集.後退削除
- Ctrl + M(テキストエディター)
- 編集.Emacsの改行
元々割り当てられていた以下のコマンドはそれぞれ別の割当に変更しました。
Ctrl+H → Ctrl+Alt+H
Ctrl+M → Ctrl+Alt+M
VisualStudio同士でテキストのコピペができない問題
コレ前も書いた内容ですね、VS2015になっても以下のやり方しか見つからないです。
他に良いやり方知ってる人がいれば教えてほしいですね。
- Ctrl+Y(テキスト エディター)
- 編集.クリップボードリングの切り替え