Rubyには数多くのフレームワークがあったので、まとめる。
RubyOnRails
みんな大好きRails。Railsには、「設定より規約(Convention over Configuration、CoC)」や「同じことを繰り返さない(Don’t Repeat Yourself、DRY)」といった設計思想がある。MVCアーキテクチャが採用されている。レールに乗せるだけで短時間で開発できるため、Rubyのフレームワークの中で一番シェアが多い。
Hanami
Hanamiは拡張可能なフレームワーク。コードが短く済むため軽量。MVCで、ライブラリが豊富。豊富なモジュールやライブラリを事前に用意してくれているため、安心してプログラミングをしていくことが可能だ。スレッドセーフというサーバのアクセスダウンを防ぐ機能を備えている。
Sinatra
Sinatraは小規模なアプリケーションに特化したフレームワーク。インストールが非常に簡単だが、拡張性はあまりない。メソッドがそれぞれのアクションごとに分かれており、変更しやすい。
Padrino
Padrinoは、Sinatraの拡張フレームワーク。Padrinoは複数人で行うような大規模アプリケーションの開発に向いている。MVCを採用しており、メールの基本テンプレート、テストツールなどが使える。Rails
cuba microframework
Cubaはシンプルで軽量なフレームワーク。CubaのWebサイトには、“Ceci n’est pas un framework(Cubaはフレームワークではない。)”と書かれている。機能を最小化したためにマイクロフレームワークという位置付けになっている。
Ramaze
ラマゼ。KISSの原則(Keep it simple, stupid/シンプルにしろ!)やPoLSの法則(Principle of least surprise/驚き最小の法則)などの法則というか概念を取り入れたフレームワーク。
Camping
Campingは、非常に軽量なフレームワーク。MVCを採用。Campingで作成したアプリケーションはRailsへ移行させることも容易。