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発表者以上の存在感に定評があるKOKUYOのプレゼン補助デバイス黒曜石、これ実は外付けキーボードです。
これが中々使いやすく、片手デバイス部門ではアスキースティックL5以来の殿堂(※独自調査による)入りとなりました。
標準でPowerPoint, KeyNoteなどの標準的なOffice向けプレゼンツールに対応していますが、折角なので黒曜石のキーバインドを調査して他のツールでも使ってみたいと思います。
黒曜石のキーバインド
黒曜石の送信するキーボードイベント一覧です、イベントの取得にはKeyRemap4MacBookを使いました。
位置 | ボタン名称 | 大きさ | アクション | 押しやすさ | キーバインド | 寸評 |
---|---|---|---|---|---|---|
真ん中 | NEXT | 大 | 押して離す(2秒以内) | ◎ | PageDown (離す時にKeyDown&Upイベント) |
中央にあり、存在感はピカイチ。安定して押せる不動のエース。 |
真ん中 | NEXT | 大 | 2秒の長押し | ◯ | 2秒後にF5 (押している間KeyDown、離してKeyUp) |
PowerPointを遠隔スタートできる点はよいがそれだけ、一発屋っぽさは否めない。 F5が連射になってしまうためWEBブラウザ用のプレゼンツールとの相性は難あり。 |
右 | BACK | 小 | 押して離す | ◯ | PageUp (離す時にKeyDown&Upイベント) |
指先側のため大きさから受ける印象より押しやすい。直感的にプレゼンを巻き戻すことができ、NEXTボタンの女房役として十分な操作性を確保している。 |
左 | BLACK OUT | 小 | 押下 | △ | b (押してKeyDown、離してKeyUp) |
やや押しにくい位置にあるが、標準の暗転機能としてはあまり使わない。 このボタンのみ単純なKeyUp/Downイベントになる点には注意。 |
プレゼンツールとの連携
解析が済んだ所で最近良く見るJavaScriptで作られたプレゼンツールを対応させようと思った所、deck.jsなんかは標準でPageDownが次、PageUpも一つ前というキーバインドが割られており、そのまま使えてしまった。
他でも狙っているツールはあるので対応できたらコードで記事を書こう。。