はじめに

こんな内容でもQiitaなら受け入れられる気がした！

職業としてプログラミングをするようになり約10年が経ちました。
プログラミングを始めた頃の事をふいに思い出したので記録しておきます。

VB4.0の箱を抱きしめた日

高校生の時、Windows95搭載のマシンを買いました。
富士通 FMV DESKPOWER Sだったと思います。
それまで貯めていたお年玉貯金をすべてはたいて。

HDDドライブのカリカリ音や
「ロード中は絶対にクリックしないでください」という危険な添付ソフトや
メモリ8MD→16MBへの増設や
Cドライブのすべてのファイルをゴミ箱に突っ込んだ話などは
すべて省略。

ゲームを作りたい！と思い、
ゲームはプログラミングで作れる、と知り
Visual Basic 4.0を購入しました。
確か3万円ほどでした。

分厚いマニュアルを片手にHello World作成。
「何だろうな、Hello Worldって。初プログラムのお決まりなのか...」
「実行。画面出た！」
「うおお！ボタン押したら文字が変わった！」

とうとうプログラムを自分で作ったのか...！
と嬉しくて、夕食の時もフワフワとした気持ちでいたのを覚えています。

で、VB4.0の箱。
確か裏にコーヒー屋さんの店舗向けプログラムが印刷されていました。

その印刷された画像の感じにグッと来たり
ここから何でも作れるんだ！感だったり
ゲーム作るぞー、というやる気溢れた感情だったりで
幸せな気持ちでいっぱいになり

気付いたらVB4.0の箱を抱きしめていました。

部屋で一人。
思春期の男子高校生。
うっとりしながら(笑)

その後、サンプルプログラムを写したり
自分でモヤモヤと考えてみるも
「ボタンを押したらテキストが変わる」
から、どうやったら
「スーパーファミコンで遊んでいるようなゲーム」
に繋がっていくかがまーったく分からず途方に暮れる日々でした。

やがて"VBでゲーム作成する"系の本が次々と出版され
また雑誌(Tech Winなど)を買いまくっては読んでいました。

幾多の苦難を乗り越え、自作のゲームを完成させます。
そのゲームはTech Winの投稿コーナーに載り、またまた感動しましたとさ。

皆さんにもきっと最初の「うおお！」があると思います。

このエントリーが何かの参考になりましたら幸いです。