なぜvagrantをやろうとしたか
開発環境を構築する上で、仮想マシンを管理するのが大変だったので簡単にしたい。
vagrantなら機能拡張とか簡単っぽいし、環境構成ファイルをGitHubとかで共有するだけで、開発環境も共有できそう。
ゴール地点
WindowsでVirtualBoxをvagrantで起動し、SSHでの接続を確認する。
前提条件
VirtualBoxとSSH接続ができるツールがインストールされている。
やりかた
vagrantをインストールする。
まずは以下のURLから、最新のvagrantをインストールしましょう。
http://www.vagrantup.com/
vagrantにBOXを追加する。
BOXとは仮想マシンの起動時にベースになるイメージファイルです。
OSイメージから作成するのが通常らしいですが、今回は用意されているものを使用しましょう。(こちら→http://www.vagrantbox.es/)
下記のコマンドで追加できます。
$ vagrant box add {title} {url}
titleはわかりやすい名前であれば何でも大丈夫です。
urlはイメージファイルのパスを設定しましょう。
追加できているか確認したいときはlistコマンドで確認できます。
$ vagrant box list
追加されたBOXを初期化する。
適当なディレクトリを作成し作業スペースにしましょう。
cdコマンドで該当のディレクトリに移動して、BOXの初期化をします。
僕はCドライブの直下にworkspace/vagrantboxを作成しました。
$ vagrant init {title}
titleは先ほど作成したBOXと同じやつです。
成功していれば、作業スペースにVagrantfileが作成されているはずです。
仮想マシンを起動する。
仮想マシンを起動する前に、プライベートなIPアドレスを設定しましょう。
Vagrantfileを適当なエディタで開いて、config.vm.network "private_network"の行のコメントを外しましょう。
# Create a private network, which allows host-only access to the machine
# using a specific IP.
config.vm.network "private_network", ip: "192.168.33.10"
↑これ
編集を保存したら、vagrantコマンドで仮想マシンを起動します。
必ずVagrantfileと同じディレクトリで実行してください。
$ vagrant up
SSH接続して確認してみる。
自分の使用しているツールでSSH接続をしてみましょう。
ユーザ名:vagrant
パスワード:vagrant
IP:アドレス:192.168.33.10(config.vm.network "private_network"のやつ)
仮想マシンを終了する。
最後に仮想マシンを停止しましょう。
$ vagrant halt
削除するときは下記のコマンドで削除もできます。
$ vagrant destroy
ここまで出来たら仮想マシンの立ち上げは完了です。
お疲れ様でした。