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[SoftLayer] イメージ・インポート機能によるサーバー移行(番外編)

Last updated at Posted at 2015-12-05

このブログは、 SoftLayer Advent Calendar 2015に投稿してます。
http://qiita.com/advent-calendar/2015/softlayer

SoftLayerにはイメージ・インポート機能があります。
標準機能を利用しESXiで稼働する仮想サーバー(WindowsServer2008R2)を移行してみました。
前回ご紹介した方法とは別に 番外編 としてVMwareのOVFエクスポート機能とXenConvert2.1.1により移行しております。
今回の方法は移行元サーバーへツールを導入しないというメリットがあり、既存環境へ影響を最小限にすることができます。
SoftLayerイメージ仕様やObjectStorage準備は以前寄稿したリンク先をご参考にしてください。

移行ステップ
 1.vmwareエクスポート
 2.Xen ConvertでVHD変換
 3.VHDをObject Storageへアップロード
 4.イメージ・インポート
 5.デプロイ
 6.ドライバの更新

1.vmwareエクスポート

vmware標準のOVFエクスポートでvmdkファイルを出力する。
1-4.png

2.Xen ConvertでVHD変換

・今回のXen Convertバージョン2.11を利用しました。
・XenConvertのウィザードに従いVMDKをVHDへ変換します。
5.png

・Source:OVFエクスポートで出力したVMDKファイル、Destination:VHD出力先ディレクトリを指定します。
ご参考:VMDK(サイズ10,569MB)がVHD(サイズ20,976MB)になりました。
8.png

3.VHDをObject Storageへアップロード

・CloudBerry Explorerを利用してObject Storageへアップロードしました。
 詳細は【準備編】 3.VHDをObjectStorageへアップロードを参照下さい。
16.png

4.イメージ・インポート

・ObjectStorageを指定しVHDファイルを指定します。
 詳細は【準備編】4.イメージ・インポートを参照下さい。
11.png

5.デプロイ

・インポート・イメージより仮想サーバをオーダーする。
 詳細は【デプロイ編】5.デプロイを参照下さい。
12.png

17.png

6.ドライバの更新

・初回起動時は、予期せずシャットダウンが表示されます。
 Xentoolsのインストールによりドライバーを更新してください。
 詳細は【デプロイ編】6.ドライバ更新を参照下さい。
15.png

ご参考

 ・KnowledgeLayer(Import an Image)
  http://knowledgelayer.softlayer.com/jp/procedure/imezinoinpoto

 ・Xen Convert2.1.1 Download
  http://downloadns.citrix.com.edgesuite.net/4812/XenConvert_Install_x64.exe

 ・Xen Convert2.1.1 Guide
  http://support.citrix.com/article/CTX121646

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