LoginSignup
248
247

More than 5 years have passed since last update.

extensionを追加してもっと快適なJupyter環境を構築する

Last updated at Posted at 2015-12-05

Jupyterはすごい便利なんですが、この機能があったらなーと思うことがあります。

そんなときにはextensionです。

JupyterにはNotebook extensionsとかいうのがあって、機能の拡張ができるようになっています。

公式サイトにもextensionsがあるということはちょこっと載ってるんですが、いくつか使用してみると結構便利。

Jupyterは使っているけどextensionは使っていないというひとに是非試して欲しいです。

Jupyter notebook extensions

Jupyterに機能を追加するextensionを集めたレポジトリがGitHub上に公開されています。

このレポジトリを利用すると、ブラウザからextensionのactivate/deactivateの切り替えが可能で便利です。

IPythonの公式デベロッパーチームとは関係ないグループで開発されているようです。

インストール

pip install pyyaml
git clone https://github.com/ipython-contrib/IPython-notebook-extensions
cd IPython-notebook-extensions
sudo python setup.py install

コンフィグレーション画面

インストールが完了したらコンフィグレーション画面を開き、気に入ったextensionを有効にしましょう。

コンフィグレーション画面はJupyter notebookを実行してブラウザからlocalhost:8888/nbextensions/にアクセスすると開くことが出来ます。

nbextensions.png

jupyter-vim-binding extension

普段vimを使っている人にとってvimのキーバインドが使えないとストレスを感じます。

そういう人のためにjupyter-vim-bindingというextensionがあります。

さきほどのレポジトリには入っていませんが、以下のレポジトリから単独で入れることが出来ます。デモ画像もGitHubの方にあります。

直接インストールする方法とさきほどのIPython-notebook-extensionsに組み込んでインストールする方法があります。

今回は後者でインストールします。

cd $(jupyter --data-dir)/nbextensions/usability
git clone https://github.com/lambdalisue/jupyter-vim-binding.git vim_binding
chmod -R go-w vim_binding

インストールしたらlocalhost:8888/nbextensions/から有効にしましょう。

もともとのキーボードショートカットで使用できなくものもあるので注意してください。

お気に入りのextension

NbExtensions menu item

Editメニューにlocalhost:8888/nbextensions/を開くボタンを追加します。

とりあえずこれを有効にしましょう。

Code Font Size

コードのフォントサイズを大きく/小さくすることができるボタンをツールバーに追加します。

Codefolding

セル内のコードを折りたたむことが出来ます。

Comment/Uncomment Hotkey

コメント/アンコメントを行うショートカットを追加します。

Drag and Drop

画像をドラッグ・アンド・ドロップすると画像をノートに挿入します。

画像はノートブックと同じ階層のディレクトリにコピーされ、それを参照する形での挿入となります。

youtubeにデモ動画があります。

Equation Auto Numbering

数式に式番号を入れます。式番号の表示/非表示ボタンも追加されます。

Table of Content

こんな感じでコンテンツテーブルが表示されます。

Kobito.By9WPC.png

zenmode

メニューバーとかが邪魔なときに使います。

248
247
1

Register as a new user and use Qiita more conveniently

  1. You get articles that match your needs
  2. You can efficiently read back useful information
  3. You can use dark theme
What you can do with signing up
248
247