最近子供がscratch(https://scratch.mit.edu)に興味をもってきたみたいなので。。
大人用PC(Mac)でscratchで遊ぶんですが、それじゃ不便だろうということで、自分で好き勝手もできるように、古いPCにLinuxをいれて、scratchで遊べるようにしてみました。
ただただ流れを書き連ねてみます。
(今回こういう系は本当に先にVMで動作検証しておくと、ひっかかることがすくないなぁというのを実感しました。今更何を、という感じですがw)
Puppy Linux
大昔Puppyを一瞬使っていたことがあって動作がたいへん軽いことを記憶していました。
あまり新しいPCでもないし、とりあえず軽けりゃいいやと、インストールして見たのですが、どうもscratch(ブラウザ版)がうまく動かない、と。
おそらくFlashがまともにうごかないからか、と思うけれども、深追いはせず。
オフライン版はAdobeエアーを入れないとダメなんだけど、インストールがうまく行かない。
結局自分の能力不足でPuppyのパッケージまわりの仕組みがよく理解できず、Chromeすらうまくインストールできなかったので、Puppy挫折。くっ。
FreeBSD
とりあえず、GNOMEを使うかたちで。VMに入れて使って見たけど重い。。
実機もそんなに速度出ないだろう、とおもわれるので、はやくも挫折。
xdm+xfceだとまぁまぁいけるかも、くらいにはなった。
と思ったけど、やっぱりなんか挙動が重いかも。。
やはり、scratch(web版)がうまくうごかなかったのでオフライン版を試して見ることに。AdoveエアーはFreeBSDのパッケージがなし。
あとはScratchをソースからビルドしてと思ったけど、一筋縄ではいかん雰囲気。挫折。くっ。
Debian
いろいろ調べて見た結果、結局Debianでscratch1.4(オフライン版)を入れるのが一番良さそう。
Raspbianの元がDebianだしし考えてみれば当たり前か。。。
とりあえずDebian入れて見た。
scratchは1.4だけどaptで入れられるので難しいことは何もない。
あと、下記ができればいいな、と思い、調べながら設定。
・パスワード入力スキップ
・無線LANつかえない。
・日本語入力
パスワードスキップ
debian-xfceのログインマネージャはlightdmというアプリらしくて、[Seat:*]のしたのautologin-userとautologin-time-なんたら、というパラメータを設定するだけで行けた。
サスペンドの後の復帰時のパスワードは、xfceメニューの電源管理から設定した。
参考
http://linux-suomi.net/modules/tinyd8/index.php?id=18
無線LANアダプタをなぜか認識しない。
調べて見ると、無線に関してはここがかなり参考になりそうな感じ。
http://note.kurodigi.com/post-0-16/
要はwifiチップのファームがプロプライエタリなので、標準設定ではインストールされないから、ということらしいので、上記に従って入れて見る。
上記によれば、うちのチップにはiwl3945というドライバが必要らしいが、iwlwifiというのしか提供されていなかったので、それを入れたら無事wifi接続できるようになった。
ネットワーク設定はxfceの設定マネージャ経由でできるっぽいので/etc/network/interfacesの内容は無効にしておいた。
日本語入力
ということであとは日本語入力環境のみ。
anthy、scimなど、いりそうなやつを追加して、xfceの「設定」から「入力メソッド」を選択して案内に従うだけでできるようになった。
ということで問題は全て解決!
だらだらと長文失礼しました。