LoginSignup
5
5

More than 5 years have passed since last update.

Python 基礎の基礎 リストについて

Last updated at Posted at 2016-11-08

この記事は、Django Girls Japan Python初級者向け、
勉強会用資料です。尚、記載者も初心者のため、何らかの不具合などござましたら申し訳ございません。

リスト

a = ["A","B","C","D","E","F","G"]

上記のような、AからGまでの7の要素をもったリストがあるとします。
リストには、部屋番号がついています。

4.JPG

左側から数えていきますが、最初の部屋番号は0になりますので
気を付けましょう。
右から数える場合は、-1 -2・・・と数えていきます。

リストをつくる

手で書く

自分で書くだけです。
[ ]でくくり、要素をカンマ区切りで記載します。
a = ["A","B","C","D","E","F","G"]

タプルをリストにする

変数に(今回はtaple)タプルを代入して、list(変数)とすればリストになります。
taple = ("A","B","C","D","E","F","G")
a = list(taple)
a は["A","B","C","D","E","F","G"] のリストになります。

文字列をリストにする

a = list("ABCDEFG")
a は["A","B","C","D","E","F","G"] のリストになります。

split()を使う

i = "A,B,C,D,E,F,G"
a = i.split(",")
a は["A","B","C","D","E","F","G"] のリストになります。
split()は引数に指定した文字で分割しリストにしてくれます。

例えば・・上記のiにいれているものを↓のようにしてみると・・
i = "AB,C,D,EF,G"
a = i.split(",")
a は["AB", "C", "D", "EF", "G"] のリストになります。

スライスを使った取り出し

部屋番号を指定すると、その要素を取り出す事ができます。
a[0] → "A"

開始位置と終了位置の指定で、指定した範囲を取り出す事ができます。
a[1:-3] → ["B", "C", "D"]
a[1:4] → ["B", "C", "D"]
*この2つは同じことです。

開始位置のみを指定して後は最後までを取り出す事ができます。
a[2:] → ["C","D","E","F","G"]

終了位置のみを指定して最初から指定位置までを取り出す事ができます。
a[:2] → ["A","B"]

値の追加と削除

+= を使って追加

すでにあるリストの最後に要素を追加したいとき += で追加する事ができます。
a = ["A","B","C","D","E","F","G"]
a += "H"
aは["A","B","C","D","E","F","G","H"] のリストになります。

append()を使って追加

すでにあるリストの最後に要素を追加したいとき リスト.append(追加したいもの)
で追加する事ができます。
a = ["A","B","C","D","E","F","G"]
a.append("H")
aは["A","B","C","D","E","F","G","H"] のリストになります。

insert()を使って追加

insert(追加したい場所, 追加したいもの )を使うと任意の場所に値を追加する事ができます。
a = ["A","B","C","D","E","F","G"]
a.insert(0, "W")
a は["W","A","B","C","D","E","F","G"] のリストになります。

remove()を使って削除

リスト.remove(削除したいもの)で削除してくれますが、
削除したいものを左からみて最初のだけを削除します。

a = ["A","B","C","D","E","F","G","A","B","C","D"]
a.remove("B")
aは["A","C","D","E","F","G","A","B","C","D"]のリストになります。

リストの部屋番号(位置)を使って削除

del リスト[部屋番号] で削除します。
a = ["A","B","C","D","E","F","G","A","B","C","D"]
del a[1]
aは["A","C","D","E","F","G","A","B","C","D"]のリストになります。

リストの範囲指定での削除もできます。
a = ["A","B","C","D","E","F","G","A","B","C","D"]
del a[2:4]
aは ["A","B","E","F","G","A","B","C","D"]のリストになります。

並び変え

sort()を使った並び変え

リストの要素を昇順に並び替えます。
a = [4, 6, 8, 1, 3]
a.sort()
aは[1, 3, 4, 6, 8]のリストになります。

降順にしたい場合は引数にreverse=True と指定します。
a = [4, 6, 8, 1, 3]
a.sort(reverse=True)
aは[8, 6, 4, 3, 1]のリストになります。

sorted()を使った並び変え

元のリストは変更せずに、リストの要素を昇順に並び替えます。
a = [4, 6, 8, 1, 3]
b = sorted(a)
bは[1, 3, 4, 6, 8]のリストになります。
この時、aは元のまま[4, 6, 8, 1, 3]のリストです。

要素の数を調べる

len(リスト)で要素数を調べる事ができます。
a = ["A","B","C","D","E","F","G","A","B","C","D"]
len(a) で 要素数11を取得できます。

5
5
0

Register as a new user and use Qiita more conveniently

  1. You get articles that match your needs
  2. You can efficiently read back useful information
  3. You can use dark theme
What you can do with signing up
5
5