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無線LANの設計ポイント

Last updated at Posted at 2017-05-17
  • 極力、5GHz帯を使用する
    • 5GHz帯を使用するには、PCの無線モジュールとAPが5GHzに対応している必要がある
    • 2.4GHzの方が最大速度が低く、使えるチャンネルが少ないため、電波干渉が起きやすい
  • SSIDは、5GHz帯と2.4GHz帯で分ける
    • どちらにつながっているかすぐに分かるようにするため
    • PCから見た場合
      • 2.4GHzのみの対応PCは、2.4GHzのSSIDだけが見える
      • 5GHz対応のPCからは、2.4GHzと5GHzのSSIDが見える
  • チャンネル設計
    • 2.4GHzの場合、隣接AP間は1ch,6ch,11chで構成する
      • 電波干渉による速度低下、接続しずらい状況を回避するため
    • 5GHzの場合、できればW52のみで構成する
      • W53、W56はDFSの影響を受けるため
      • チャンネルがW52に自動変更されると電波干渉が起きる
      • 天気レーダー、ヘリや飛行機など。。。
  • セル、配置設計
    • クライアント端末数やユーザ数、場所で配置場所を決める
      • 1APあたりの最大接続数を考慮
      • ユーザが密集しているところの天井とかに配置
      • チャネルが隣接するAPは最低20mほど離して設置することを推奨
        • 36chと40chとか
    • 場所
      • 電波が減衰しそうな壁などを考慮する
      • スチール性のパーティションは、電波を反射して通りにくい
      • ガラスや木材は、電波を通りやすい
    • レイアウト図を元にバランス良く配置はNG
  • 電波品質
    • SNRを計算する
      • -60dBm以下は、無線接続が不安定といえる
        • マイナスの値なので数値が小さいほうがよい
      • SNR = (RSSI) - (ノイズ)で計算される
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