用途・目的

• ファイルの名前などに付ける、タイムスタンプ文字列を生成したい。
  • 「scrshot_*****.png」 など。
• さらに、文字列をなるべく短くしたい。
  • (Get-Date).ToString("yyyyMMdd_HHmmss") ですら長すぎる場合に。

方針

• 人間が直接読めなくてもよいものとする。
  • (Get-Date).Ticks を使う。
    • 16進数に変換すれば、さらに文字列を圧縮できそう。

コード（シンプル版）

[Convert]::ToString((Get-Date).Ticks, 16)

8d426be3174c09d

元の時間を得るには

filter Get-DateFromHexTicksString { [Convert]::ToInt64($_, 16) | Get-Date }
"8d426be3174c09d" | Get-DateFromHexTicksString

• あるいは

  filter Get-DateFromHexTicksInt { [Convert]::ToInt64($_) | Get-Date }
  0x8d426be3174c09d | Get-DateFromHexTicksInt
  

2016年12月17日 20:49:28

もっと短くしたい

先頭の 2 桁を削る

• 次にここの桁が上がる（8e0000000000000 になる）のは 2027年7月13日 22:31:48。
• 当面は 8d... を想定していて大丈夫そう。

末尾の 5 桁を削る

• 1 秒の Ticks 値を16進数に変換すると...

  [Convert]::ToString((Get-Date("0001/01/01 00:00:01")).Ticks, 16)
  

  • この結果は 989680。
    • 末尾の 6 桁目が 1 秒単位の解像度を持っていることが分かる。
    • ゆえに、1 秒未満の精度が不要な場合は、末尾の 5 桁目以降を削ることができそう。

コード（8桁の短縮版）

[Convert]::ToString((Get-Date).Ticks, 16).SubString(2, 8)

426be317

「8桁の短縮版」から元の時間を得るには

filter Get-DateFromShortenedHexTicksString { [Convert]::ToInt64("8d" + $_ + "00000", 16) | Get-Date }
"426be317" | Get-DateFromShortenedHexTicksString

2016年12月17日 20:49:28