Togglable な option を便利にする

本記事は Vim Advent Calendar 2013 の 135 日目です。
134 日目は @tyru さんによる、Vimでコマンドライン履歴を消す方法 でした。

解説

Vim の一部のオプションは bang することで toggle できるようになっています。

" ! (bang) で toggle。
" これだけ vimrc に書いても役に立ちません。
setl number!
setl wrap!

これを

" ? は現在の option 設定の表示。
" toggle 後の設定を表示する。
setl number! number?
setl wrap! wrap?

こうして

command! Numbertoggle setl number! number?
command! Wraptoggle setl wrap! wrap?

コマンド化したり

nnoremap <F2> :<C-u>Numbertoggle<CR>
nnoremap <F3> :<C-u>Wraptoggle<CR>

map しておくと便利です。F キーの F は不浄の Fです。

以上

Vim Advent Calendar 2013 135 日目の記事でした、次回 136 日目は @manga_osyo さんのVim script で関数のデフォルト引数を設定したいでした。