homebrew + pyenv-virtualenv を使った場合の仮想環境の作り方です。homebrewを使っているのでMacOS用となります。
同じような資料はすでにいろいろありますが、自分用のメモで作成しています。
インストールとpyenv設定
pyenv-virtualenvおよびそのラッパーを導入したい場合、brewを使っていると以下のようにして簡単に導入できます。
% brew install pyenv-virtualenv
% brew install pyenv-virtualenvwrapper
homebrew-fileを使っている方は以下のようにします。
% brew file brew install pyenv-virtualenv
% brew file brew install pyenv-virtualenvwrapper
インストール時に以下のような注意が表示されますので、後ほど設定します。
To enable shims and autocompletion add to your profile:
if which pyenv > /dev/null; then eval "$(pyenv init -)"; fi
To use Homebrew's directories rather than ~/.pyenv add to your profile:
export PYENV_ROOT=/usr/local/var/pyenv
環境設定をします。
% vi .bash_profile
この内容を追記します。
if which pyenv > /dev/null; then eval "$(pyenv init -)"; fi
.bash_profile設定を有効にします。
% source .bash_profile
pyenvを使ってPythonを導入する
pyenvを使ってpythonをインストールします。ここでは例としてPython3.3.6をインストールしました。
% pyenv install 3.3.6
Downloading Python-3.3.6.tgz...
-> https://yyuu.github.io/pythons/0a58ad1f1def4ecc90b18b0c410a3a0e1a48cf7692c75d1f83d0af080e5d2034
Installing Python-3.3.6...
(以下略)
%
なおPYENV_ROOTが未設定の場合、~/.pyenv/shims/以下にインストールされます。
仮想環境の作成
先ほどpython3.3.6をインストールしましたので、これを利用し"sandbox336"という名前で仮想環境を作ります。
% pyenv virtualenv 3.3.6 sandbox336
Tips
pyenvでインストール可能なもの一覧表示
pyenvでインストール可能なものは以下のようにやって調べます。
% pyenv install -l
djangoのインストール方法
pipが~/..pyenv/shims/pipを使う場合はpipコマンドでインストールします。
% which pip
→pipが~/.pyenv/shims/pipを見ていること
% pip install django
環境の削除方法
pyenvでインストールしたようにアンインストールも可能です。
% pyenv uninstall sandbox336
% pyenv uninstall 3.3.6
参考資料