前書き
Scanditが提供しているバーコードスキャナーモジュールの導入まで。
モジュールはAppceleratorのMarketplaceで検索することができます。
Titaniumのバーコードスキャナーモジュールで有名なのはTiBarですが、どうやらiOSしか対応していない模様。
ScanditのモジュールはiPhoneとAndroid共に対応していました。
キーが必要になるため、アカウントを作る必要はありますが、UPCコード、EANコード、QRコードの読み取りは無料で使うことができます。
他のモジュールを使用していないので他との比較は出来ませんが、バーコードの認識精度は高すぎるくらい高い上に読み取り精度も高いので試してみる価値はあると思います。
ドキュメントはこちら。
導入方法
ダウンロード
こちらからダウンロードすることができます。
プランが3つあり、それぞれ特徴があるのでダウンロードページを参考に必要なプランを選んでダウンロード。
インストール
解凍したら、Titaniumのモジュールフォルダに移動します。
/Users/ユーザ名/library/Application Support/Titanium/modules がモジュールを格納するフォルダになっているので、modulesフォルダ以下にあるiphoneフォルダとAndroidフォルダ、それぞれに対応するフォルダを置きます。
どうやらApplication Support/Titanium以下にzipファイルを置く方法が公式のよう。
こちらを確認せずに解凍したフォルダを直接置く方法をとってしまいましたが、今のところ問題なく動作しています。
次にモジュールを使いたいプロジェクトのtiapp.xmlでモジュールの設定をします。
xmlファイルに書き込むこともできますが、OverViewタブのModulesのところで「+」ボタンから設定すると簡単にできます。
キーの設定
ダウンロード実行時にアカウントを作成したと思いますが、そのアカウントでScanditのアカウントページへログインします。
アカウントページのDownloadリンク下にApp keyリンクがあり、キーはそこから入手することができます。
こちらにサンプルコードが載っているので、そのコードをTitaniumのプロジェクトに持ってきて
// Initialize the barcode picker, remember to paste your own app key here.
picker.init("enter Scandit SDK APP KEY here" - sign up at www.scandit.com, 0);
この部分のenter Scandit SDK APP KEY here
のところに入手したキーをコピペすれば完了です。