概要
dlib と CLM-framework について解説している記事 "Facial Landmark Detection" を参考にして dlib をコンパイルし、デモの webcam_face_pose_ex を動かします。
自分の環境で上手く行かなかった部分についてまとめます。
環境
OSX El Capitan (10.11.2)
準備
X11
XQuartz から XQuartz-2.7.8.dmg をインストールします。
dlib のコンパイル時に fatal error: 'X11/Xlib.h' file not found
のエラーが出たので、シンボリックリンクを貼ります。
ln -s /opt/X11/include/X11 /usr/local/include/X11
http://stackoverflow.com/a/12089021/1567777
dlib のコンパイル
git clone https://github.com/davisking/dlib.git
cd dlib/examples
mkdir build
cd build
cmake ..
cmake --build . --config Release
10分くらいかかったので、CMakeLists.txt から必要ない add_example を消すと良いと思います。
add_example(3d_point_cloud_ex)
...
add_example(xml_parser_ex)
ここまで消す
モデルファイルの用意
http://dlib.net/files/shape_predictor_68_face_landmarks.dat.bz2 をダウンロードして examples/build/shape_predictor_68_face_landmarks.dat
に解凍します。
実行
./webcam_face_pose_ex
結果
めっちゃスゴい。