LVM関連の操作まとめ
###LV(論理ボリューム), VG(ボリュームグループ)、 PV(物理ボリューム)の情報を見る
# lvscan
# vgscan
# pvscan
# lvdisplay
# vgdisplay
# pvdisplay
覚えやすいコマンド。
論理ボリューム(LV)の追加
ボリュームグループvg10に1Gの新たな論理ボリュームを追加して, ext4でフォーマットしてみる
# pvdisplay
--- Physical volume ---
PV Name /dev/sda2
VG Name vg00
PV Size 9.77 GiB / not usable 4.00 MiB
Allocatable yes
PE Size 4.00 MiB
Total PE 2499
Free PE 195
=> ディスクの空きがあることを確認
# lvcreate -L 1G -n LogVol02 vg10
Logical volume "LogVol02" created
# lvdisplay vg10
=> /dev/vg10/LogVol02が作成されていることを確認
# mkfs.ext4 /dev/vg10/LogVol02
=> ext4でフォーマット
# mkdir /tmp2; mount -t ext4 /dev/vg10/LogVol02 /tmp2
# df
=> マウント表示されることを確認
論理ボリューム(LV)の拡張
先ほど作った/dev/vg10/LogVol02のサイズを2Gに拡張してみる
(ディスク容量があることは事前に確認)
# umount /tmp2
# e2fsck -f /dev/mapper/vg10-LogVol02
=> ファイルシステムが壊れていないか確認
# lvextend -L 2G /dev/mapper/vg10-LogVol02
# mount -t ext4 /dev/vg10/LogVol02 /tmp2
物理ボリューム(PV)の追加
fdiskでパーティションを作る(今回は/dev/sda4)
# fdisk /dev/sda
コマンド (m でヘルプ): p
=> 現在のパーティション確認
コマンド (m でヘルプ): n
コマンドアクション
e 拡張
p 基本パーティション (1-4)
p
(テストなので基本パーティションにしている)
選択した領域 4
最初 シリンダ (2106-2610, 初期値 2106):
初期値 2106 を使います
Last シリンダ, +シリンダ数 or +size{K,M,G} (2106-2610, 初期値 2610):
初期値 2610 を使います
コマンド (m でヘルプ): p
/dev/sda4 2106 2610 4055513 83 Linux
=> パーティションが作成されていることを確認
コマンド (m でヘルプ): t
パーティション番号 (1-4): 4
16進数コード (L コマンドでコードリスト表示): 8e
領域のシステムタイプを 4 から 8e (Linux LVM) に変更しました
コマンド (m でヘルプ): p
/dev/sda4 2106 2610 4055513 8e Linux LVM
=> パーティションがLVMになっていることを確認
コマンド (m でヘルプ): w
# reboot
=> リブートがいるといわれたらする
(起動後)
# pvcreate /dev/sda4
# pvscan
=> PVが増えていることを確認
ボリュームグループ(VG)の追加
先ほど作ったPVに割り当ててみる
# vgscan
# pvscan
# vgcreate vg20 /dev/sda4
Volume group "vg20" successfully created
# vgscan
# pvscan
=> VGが作成されていること確認