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[初心者向け] VirtualBoxとVagrantを利用して、MacOS X上にCentOSの仮想環境を構築

Last updated at Posted at 2015-02-26

1. 概要

MacOS X上にCentOSのローカル開発環境を構築します。

今回は、仮想環境の構築手法として一般的な、
VirtualBoxとVagrantを利用した方法を書いております。

2. VirtualBoxのインストール

仮想環境を立ち上げるために必要なものです。

ダウンロードURL (公式サイト)
https://www.virtualbox.org/wiki/Downloads

途中いろいろと聞かれますが、全部デフォルトで大丈夫です。

3. Vagrantのインストール

仮想環境を簡単に立ち上げることができるツールです。

ダウンロードURL (公式サイト)
http://www.vagrantup.com/downloads.html

ここでもいろいろと聞かれますが、全部デフォルトでOK。

vagrantバージョン確認コマンド (正常にインストールされたか確認)
$ vagrant --version

実行結果
Vagrant 1.7.2

4. Vagrantにboxの追加

Vagrantには、boxと呼ばれる仮想環境にいれるテンプレート(OS)がたくさん用意されています。

box追加コマンドを利用して、お好みのOS環境を追加することができます。

box追加コマンド
$ vagrant box add [任意のbox名] [ダウンロードURL]

各テンプレート(OS)ごとのboxファイルダウンロードURL一覧
http://www.vagrantbox.es/

今回は、CentOSの仮想環境をつくりたいので、
一覧にある「CentOS 6.4 x86_64」というboxを、
centos-6.4」というbox名で追加したいと思います。

「centos-6.4」box 追加コマンド
$ vagrant box add centos-6.4 https://github.com/2creatives/vagrant-centos/releases/download/v6.4.2/centos64-x86_64-20140116.box

追加済みbox 確認コマンド (正常に追加されたか確認)
$ vagrant box list

実行結果
centos-6.4 (virtualbox, 0)

5. Vagrantの初期化

実際に、vagrantの立ち上げ(=仮想環境の立ち上げ)を行う前に、初期化を行い、
Vagrantfile と呼ばれる設定ファイルを生成します。

Vagrant 初期化コマンド
$ vagrant init [box名]

今回は、「centos-6.4」というboxを利用して、Vagrantを初期化します。
$ vagrant init centos-6.4

6. Vagrantの立ち上げ (= 仮想環境の立ち上げ)

ここまでで、仮想環境の立ち上げの準備は完了です。
あとはVagrantを実行すれば、仮想環境は立ち上がります。

Vagrant 実行コマンド
$ vagrant up

7. 仮想環境にログイン

無事に仮想環境が立ち上がったら、その仮想環境にログインし、
シェルへアクセスできるようになります。

仮想環境ログインコマンド
$ vagrant ssh

実行結果
[vagrant@vagrant-centos-6.4 ~]

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