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rex0220 ルックアップ先更新プラグイン

Last updated at Posted at 2016-03-28

kintone 標準機能では、ルックアップ項目の値を変更した場合、ルックアップ参照しているアプリのレコードは、更新されません。
RDB データベースで、テーブル結合した場合と異なり、ルックアップ機能は値のコピー機能です。
しかし、データベースとして使用する場合は、マスターの最新データを反映したい要望が多いです。

このプラグインは、ルックアップ先更新処理を簡単に設定して、更新できます。
複数アプリがルックアップ対象でも、対象アプリを順次更新します。

  • 更新条件指定機能
  • 一覧画面で、一括ルックアップ先更新機能(PCのみ)
  • APIトークン対応
  • PC・スマホ対応

stores で、販売中です。

※ Ver.25
・プラグイン設定画面のデザイン変更対応
・プラグイン設定に、「ルックアップ先アプリ検索」機能を追加
 プラグイン初期設定時は、全アプリを検索してルックアップ先アプリを自動検索
 2回目以降のプラグイン設定時は、前回設定時のルックアップ先アプリを表示
 対象アプリが増えた場合、「ルックアップ先アプリ検索」を実行してください
・プラグイン設定に、「説明」設定機能を追加
・プラグイン設定に「対象項目変更時のみ更新」設定を追加
 チェック時に、ルックアップ関連項目を変更時にレコード更新処理実行
 チェック時に、更新確認ダイアログに、更新対象アプリのみ表示
 ※一覧画面の一括更新時は、これまで通り無条件に更新処理を実行
 ルックアップ先アプリでコピー項目を変更した場合は、プラグイン再設定が必要
・プラグイン設定のルックアップ先項目に、コピー項目表示を追加
・DIC, DIC_ITEM, DIC_DEL, DIC_EXISTS, DIC_KEYS, DIC_COUNT, DIC_ASSIGN 関数追加
・プラグイン設定画面で、設定情報読み込みのエラー発生時にエラー内容を表示
・Ver.12 以前に設定されたプラグイン設定情報の読み込み時のエラー対応

ルックアップ先更新プラグイン

編集画面で「保存」後に、ルックアップ先更新処理が実行されます。
また、詳細画面でプロセス管理のステータスを変更時に、ルックアップ先更新処理が実行されます。
更新処理中、処理件数が表示されます。

プログレスバーとアプリ別件数表示されます。

更新処理中に、画面を閉じたり、別ページに移動すると更新処理が中止されます。

lookup01.png

スマホ対応

スマホでレコード変更を行った場合も、ルックアップ先更新処理が実行されます。

2018-04-04_13h57_09.png

1万件のレコード更新可能

対象件数が1万件でも、更新可能です。
lookup02b.png

対象アプリ10本でも更新可能

プラグイン設定画面

2021-09-30_11h02_44.png

更新ダイアログ表示
lookup02d.png

ルックアップの項目値変更に対応

ルックアップのキー項目変更にも対応しています。

lookup02a.png

ルックアップデータ削除のエラー

ルックアップ先アプリのレコード状況により、更新エラーが発生する場合があります。
ルックアップのデータ削除した場合、該当レコードのエラーを訂正してください。

lookup04a.png

ルックアップ設定変更によるエラー

ルックアップ先アプリの画面設定変更により、更新エラーが発生する場合があります。
ルックアップ設定を変更した場合、プラグイン設定画面で再設定してください。

lookup04b.png

一覧画面での編集機能

2017-05-08_09h56_07.png

一覧画面での「ルックアップ先更新」機能

プラグイン設定により、一覧画面に「ルックアップ先更新」ボタンを表示できます。
一覧画面で表示対象のレコードについて、まとめてルックアップ先更新を実行できます。
※対象レコードは、最大 2,000件です。2,000件以上の場合は、対象レコードを絞ってください。
REST API の1日当たりの回数制限(1万件/日)を超えないように調整してください。

2020-04-05_23h55_40.png

プラグインの追加

lookup05.png

設定画面

初期設定時、設定画面を開くと全アプリを検索し、ルックアップ参照しているアプリを取得します。
2回目以降は、前回取得したルックアップ参照しているアプリを表示します。

  • 「ルックアップ先アプリ検索」
    • ルックアップ参照しているアプリが追加された場合は、「ルックアップ先アプリ検索」をクリックしてください
  • 「対象項目変更時のみ更新」
    • チェック時に、ルックアップ関連項目を変更時にレコード更新処理実行します
    • ルックアップコピー項目が追加・削除された場合、プラグインの再設定が必要

更新対象とするアプリを選択して、「保存する」をクリックします。

2024-10-04_11h01_49.png

「ルックアップ先アプリ検索」の実行例

2024-10-04_11h04_56.png

ルックアップ設定チェック

項目設定内容により、API更新可能かチェックします。
2020-04-05_23h30_14.png

「値の重複を禁止」の設定

ルックアップ先更新を行うには、ルックアップのマスター側の項目の値がユニークキーとなっている必要があります。

例えば、担当者名に同じ名前のデータが複数登録されているとルックアップされた値がどちらのレコードか判断できません。
※ルックアップ選択時は、マニュアルでどちらかのレコードを選択していますが、レコード登録後はどちらのレコードかわからなくなります。

対応としては、下記のように担当者名の「値の重複を禁止する」を設定します。
なお既存レコードに値の重複がある場合は、あらかじめ重複を解消してください。
また、「値の重複を禁止する」を設定できないようなケースでは、ルックアップ項目を変更する必要があります。

2020-06-19_08h59_36.png

更新条件

更新対象レコードの条件を指定します。
「編集」ボタンをクリックすると、更新条件のダイアログが表示されます。
更新先アプリの項目と条件を指定します。条件値には、計算式が指定できます。
※計算式には、計算式プラグインの計算式が使用できます。

2020-04-05_23h35_23.png

APIトークンの指定

ユーザーに更新先アプリの参照・更新権限を付与できない場合に、APIトークンを指定して更新することが出来ます。
自アプリのAPIトークンと更新先アプリのAPIトークンの指定を行います。

1: 自アプリのAPIトークン。レコード閲覧権限が必要
2: 更新先アプリのAPIトークン。レコード閲覧・レコード編集権限が必要

2021-09-30_11h02_44.png

  • API トークンのテスト

APIトークン入力エリアの右のボタンをクリックして、内容をチェックできます。
※テストは、対象アプリのレコード取得のみ

2021-09-30_11h15_21.png

APIトークンの生成方法

APIトークン生成後、アプリ更新まで行ってください。

1: 自アプリのAPIトークン。レコード閲覧権限を付与
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2: 更新先アプリのAPIトークン。レコード閲覧・レコード編集権限を付与
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ボタン別設定

一覧画面で「ルックアップ先更新」ボタンを表示する場合に、チェックします。
ボタン名を変更する場合は、名称を変更します。

2020-04-05_23h47_10.png ## 一覧別設定

「ルックアップ先更新」ボタンを表示する一覧を指定します。

2020-04-05_23h44_55.png

権限設定

「ルックアップ先更新」ボタンを表示するユーザー・組織・グループ(ロール)を指定します。

2020-04-05_23h46_03.png

注意事項

  • 更新処理中に、画面を閉じたり、別ページに移動すると更新処理が中止されます。
  • レコードを削除された場合、本プラグインではエラーになりません。
  • 既に、JavaScript によるカスタマイズを行っているアプリの場合、処理が競合して、エラーになる場合があります。その場合は、該当するアプリでプラグインの使用を中止してください。
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