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Kafka Consumer for Fluentd

Last updated at Posted at 2015-09-18

treasure-data/kafka-fluentd-consumer

Kafkaからデータを取り出してFluentdに転送するJava実装のKafka Consumerを書きました.基本的なことはREADMEに書いてるんですが,一応日本語でも書いておきます.

背景

1トピック1パーティションであれば,すでに公開されているfluent-plugin-kafkaが使えます.ですが,複数トピックだったりをConsumer Groupを使って処理しようとすると,現状fluent-plugin-kafkaが依存しているPoseidonに機能がたりないという問題があります(output側は問題ありません).

海外だとデータ量が多い会社も多く,それに伴いKafkaを使っている会社が少しずつ増えてます.その影響もあり,FluentdとKafkaを連携させたいという要望がちょくちょく出てきたので,Java実装のConsumerを作ったという流れになります.
これで,Fluentdの色々なプラグインも再利用できるようになります.

実装

Kafkaが提供しているHigh Level Consumer APIを使っています.現在リリースしているv0.1.0だと以下の機能があります.

  • Kafkaに入っているJSONのイベントをFluentdに転送
    • tagは固定と,prefix + topicの二つを指定可能
  • 複数トピックをJavaの正規表現を使って指定可能
  • ログはlog4jを利用

みたいな感じで基本的なConsumer実装になります.fluentdにforwardプロトコルを使って転送するので,fluentd側にin_forwardの設定が必要です.

使い方

ビルドはgradleを使っているのでソースを落として来てビルドするか,githubのリリースページでjarも配布しているので,それをダウンロードします.その後は,javaでjarを指定し,第一引数にpropertiesの設定ファイルを渡すだけです.
設定ファイルのサンプルはリポジトリのconfigディレクトリにあるので,これを利用すると早いです.

$ java -Dlog4j.configuration=file://path/to/log4j.properties -jar build/libs/kafka-fluentd-consumer-0.1.0-all.jar /path/to/fluentd-consumer.properties

あるユーザさんはin_execを使ってfluentdから呼び出してるようです.

<source>
  @type forward
</source>
<source>
  @type exec
  tag dummy
  command java -Dlog4j.configuration=file:///path/to/log4j.properties -jar /path/to/kafka-fluentd-consumer-0.1.0-all.jar /path/to/fluentd-consumer.properties
  format json
</source>
<match kafka.**>
  @type stdout
</match>

まとめ

もしKafkaを使っているのであれば,是非試してフィードバックを貰えればなぁという感じです.いくつかのTODOはREADMEに書いてますが,これらはおいおい実装します.あと,今はTreasure Dataリポジトリの下にありますが,別にTD向けの機能とかないので,いずれfluentに移す予定です.

あと,久しぶりにJavaとか書いたので「こう書いた方がいい」みたいなものがあれば,PRしてもらえると助かります.

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