Invalid Swift Supportとは
古いCocoapods(0.39.0.beta.4以前)を利用していて且つEnable bitcodeをfalseにしていると発生する問題っぽい。
具体的にはアーカイブしたApp.xcarchive以下のSwiftSupport/iphoneosディレクトリ内に入っている*.dylib群とProducts/Applications/AppName.app/Frameworksディレクトリ内の*.dylibの整合性が取れない事で発生する問題らしい。
対処法としては
- 手動で
SwiftSupport/iphoneosとProducts/Applications/AppName.app/Frameworksの*.dylibを一致させる方法 - Cocoapodsをbeta版に上げる方法
がある。
##手動で *.dylibを一致させる方法
こちらは至って単純で、
- archiveしたbuildをorganizer上で右クリック
- Show in Finderを選択
- terminal等でAppName.xcarchiveに移動
-
open SwiftSupport/iphoneosでFinderを開く -
open Products/Applications/AppName.app/FrameworksでFinderを開く ※ "AppName"は適宜置き換えて下さい -
SwiftSupport/iphoneos内の*.dylibを 全て 選択し、Products/Applications/AppName.app/Frameworksに コピー (勿論terminal等でコピーを行ってもOKです。) - ↑の操作を行ったうえで、Validate & Upload to AppStoreを行う
##Cocoapodsのバージョンを上げる方法
こちらに関してはチーム開発を行っている場合などは相談をしてからやったほうが良いかもしれないです.
ただやり方は簡単で
$ gem install cocoapods --pre
をするだけです。
また、この投稿を行った際は--preとなっていますが、0.39.0が正式リリースされているのであれば、普通にバージョン上げればいいと思います。
##参考