Fabric使ってリリース前のアプリをユーザーテスト向けに配布する機会があったので備忘録代わりに残しておきます。開発環境はAndroid Studio 1.1.0です。
Fabricって何
- Twitterが開発しているモバイル開発向けプラットフォーム。サイトはこちら。CrashReportの収集やリリース前アプリの配布など色々便利なことができます。無料で使えます。
準備
アカウントの登録
- 何はともあれアカウント登録します。Fabricのページを開いてGet Started with Fabricから名前とメアドを入力して登録します。
- しばらく待つとActivate用のリンクが載ったメールが届くのでクリックして登録を完了します。メアド入力してからこのメールが届くまで微妙に時間がかかったので気長に待ちます。(たまたまかな?)
- 終わると下のイメージのメールが届くので Get Started with Fabricをクリックします。
Fabric Pluginのインストール
- IDEに合わせたFabric用のツールをダウンロードします。今回はAndroid StudioなのでDroid君を選択。Plugin用のjarファイル群のダウンロードが始まるので終わるまで待ちます。
- 以降は画面の案内通りにAndroidStudioを開いてPreferences → Plugins を開き、Install plugin from diskからダウンロードしたzipを選択すれば完了です。
- AndroidStudioを再起動してFabricのアイコンが表示されていればOKです。
アプリの配布
Fabricにアプリを登録
- Android Studioで配りたいアプリのプロジェクトを開いて、おもむろにFabricのアイコンをクリックします。認証を求められるので登録したアカウントでログインします。
- そのまま進んでいくと以下の画面が表示されるのでCrashlyticsのinstallを選択します。
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Fabricを使えるようにするためのコードが表示されるので、修正箇所を確認した後にApplyを選択します。
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選択後、確認した内容がコードに反映されてGradleのBuildが走ります。終わったらその状態でビルドしてアプリを一回、起動します。起動完了後、ブラウザからFabricのコンソールを開き、アプリが登録されていれば完了です。
アプリの配布
- Android Studioに戻りFabricを開きます。シェアアイコンのメニューがあるので選択します。
- 右下にuploadボタンがあるので、そこからまきたいapkを選択します。
- Release Noteを書いてDistributeを選択でアップロード完了です。