前準備(githubでコード管理したい場合のみ)
(Windows向け)msysGitなどのgitをインストールし, sshキーをgithubに登録しておく.
IDEAの導入
IntelliJ IDEA公式サイトからCommunityEditionの最新版(ver13.0.2)をDLしインストール.
設定関連
File→Settingsで設定画面が表示される. Project SettingsとIDE Settingsがあるので注意.
UIのフォント設定
IDE Settings→Appearanceで設定.
Override default font by (not recommended)のチェックを入れると変更可能になる.
エディタのフォント設定
IDE Settings→Editor→Color&Fonts→Fontで設定.
Scheme(テーマ)を適当な名前で保存すると変更可能になる.
Show only ~のチェックを外すと他のフォントを読み込むので設定可能.
エディタの外観設定
IDE Setting→Editor→Appearanceで設定.
Show right marginが右側の縦線の表示.
Show line numbersが行番号表示.
Show whitespacesがタブ/スペースの表示.
インデントの設定
Project Settings [Project Name]→Code Style→Javaで設定.
Use tab characterでタブ/インデントがタブ文字になる. デフォルトは半角スペース.
またその下の項目でタブサイズ, インデントサイズを設定可能.
githubの設定
Project Settings [Project Name]→Version Control→GitHubで設定.
LoginとPasswordはgithubのアカウントのログインIDとパスワード.
gitの設定
Project Settings [Project Name]→Version Control→Gitで設定.
Path to Git executable:にインストールしたgitのパスを入れる. TestでOKが出ればよい.
SSH executableは通常Built inでよい.
ForgeGradleによるModding環境構築
ForgeGradle側の準備
-
Minecraft Forge Downloadsから利用するビルド番号のsrcをDLする(現時点で1024以上推奨).
-
適当なフォルダに解凍し, コマンドプロンプトを起動してforgeのフォルダ内で以下のコマンドを実行する.
gradlew setupDecompWorkspace
gradlew setupDevWorkspace ideaModule
setupDecompWorkspaceはデコンパイル環境の生成, setupDevWorkspace ideaModuleは開発環境とIDEAモジュールの生成である.
IDEA側の準備
- IDEAを起動し, Create Project→Empty Projectで空のプロジェクトを作成する.
- 作成した空のプロジェクトのルートフォルダ(IdeaProject\project_name\に先ほどのforgeフォルダ以下のものを全てコピーする. 特別な事をしていなければ(forge1024なら)以下のファイルをコピーする.
.gradle
build
eclipse
gradle
src
build.gradle
CREDITS-fml.txt
forge-1.7.2-10.12.0.1024-changelog.txt
forge-1.7.2-10.12.0.1024-src.iml
gradlew
gradlew.bat
LICENSE-fml.txt
MinecraftForge-Credits.txt
MinecraftForge-License.txt
README.txt
- Project SettingsのProjectで利用するSDKと, Language Levelを指定する.
- Project SettingsのModulesで緑の+をクリックし, import moduleで先のforge-1.7.2-10.12.0.1024-src.imlを指定する.
- ModuleのLanguage LevelをプロジェクトのLanguage Levelと同じものに設定する.
- (エラーが出ていなければ)OKを押してプロジェクト設定を閉じる. 出てたらナビゲートに従って修正.
起動構成を生成
コマンドプロンプトで先のプロジェクトのルートフォルダに移動し, 以下のコマンドを実行.
gradlew genIntellijRuns
実行後IDEAがプロジェクトの再読み込みを行う. このときbuild.gradleを読み込むかどうか聞かれるので必要なら読み込む.
実行フォルダの変更
起動構成はbuild.gradleにあるassetsDirを参照するようなので, assetsDirを変更していた場合は起動構成でエラーが出ます. デフォルトではassetDir=eclipse/assetsなので, これをrun/clinet/assetsなどにした場合は起動構成の実行フォルダをクライアントならrun/clinet, サーバーならrun/serverなどにして, run/clinet, run/serverフォルダを別途に作成する.
これでIDEAでのForgeGradleを使ったModding環境構築は完了です. src/main/javaにソースコードを, src/main/resourcesにリソースを設置してModdingを始めましょう.
なおgithubからのcloneやcommit, push, マルチプロジェクトなどは別記事にします.