TinyConsoleというデバイス上にコンソールを表示するライブラリを紹介します。
https://github.com/Cosmo/TinyConsole
TinyConsoleとは
TinyConsoleは、アプリ上にコンソールを表示するライブラリです。アプリを操作しながらログを確認することができます。
導入
CocoaPodsかCarthageで他のライブラリと同様に導入できます。
Carthage
github "Cosmo/TinyConsole"
CocoaPods
pod 'TinyConsole'
実装
RootViewControllerがTinyConsoleControllerになるようにします。
AppDelegateのdidFinishLaunchingWithOptionsで
window = UIWindow(frame: UIScreen.main.bounds)
let rootViewController = UIStoryboard(name: "Main", bundle: nil).instantiateInitialViewController()!
window?.rootViewController = TinyConsoleController(rootViewController: rootViewController)
window?.makeKeyAndVisible()
と実装します。
ログの出力
ログの出力には以下のようなものがあります。
// 通常のログ出力
TinyConsole.print("hoge")
// 色を指定したログ出力
TinyConsole.print("red hoge", color: UIColor.red)
// エラーメッセージ
TinyConsole.error("何かがおかしいです")
// マーカーを表示
TinyConsole.addMarker()
// コンソールクリア
TinyConsole.clear()
コンソールの表示
TinyConsoleは幾つかのジェスチャーに対応しています。
コンソール表示
デバイスをシェイクします。シミュレーターで実行している場合は「cmd + ctrl + z」です。
マーカー表示
コンソール上を左から右にスワイプします。
ログ出力
コンソール上を2本指でタップします。
クリア・メール送信
コンソール上を3本指でタップすると、メールを送れたりコンソールをクリアしたりすることができます。