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XAMPP環境にPHP5.6.0alphaをインストール

Last updated at Posted at 2014-02-17

LinuxにPHP5.6入れてる人ってのは既にいっぱいいますが、Windowsでやってる人はいないだろうから備忘録。

XAMPPはWindows上に一括でPHP環境を設置できてとても便利ですが、欠点としては最初からPHPバージョンが決まっているところです。
http://www.apachefriends.org/jp/index.html
PHP5.6.0のα版を試したいんだよ、とか思ってもα版なんて普通は用意されません。
なので人力で入れてみましょう。

実はXAMPPはApacheとかPHPとかその他関連ソフトウェアをまとめてインストールしてくれるというだけなので、PHPを最新版にしたければ単にPHPを差し替えればいいです。

まずWindows版PHP公式から、欲しいバージョンのPHPを拾ってきます。
http://windows.php.net/qa/
今回は5.6が試したかったので「PHP 5.6 (5.6.0alpha2) VC11 x86 Thread Safe」です。

XAMPPディレクトリにあるphpディレクトリの名前を適当に変えます。

解凍したPHPを今まであったphpディレクトリの場所に持ってきます。

これでPHPの入れ替え完了です。
Apacheを起動してphpinfo()を試してみましょう。
簡単ですね。

しかしデフォルトのPHPは本当に最低限のものしか入ってない状態です。
XAMPPがよしなにやってくれていたPHPの設定はありません。
なにしろmb_convert_encoding()すら無いので実用に耐えません。
というかphp.iniがありません。

php.iniを作りましょう。
まず「php.ini-development」をコピーして「php.ini」に改名します。
その後でXAMPPに入っていたphp.iniの項目をコピーしていくとよいでしょう。
不要な項目が多々あるので、まるごと上書きはやめときましょう。

最低限設定すべきところは
include_path
extension_dir
error_log
upload_tmp_dir
date.timezone
session.save_path
mbstring.**
あたりでしょうか。

あとはextensionから、必要なモジュールを有効にしましょう。
php_mbstring、php_pdo_mysql、php_mysqli、php_curlあたりは最低限で、それ以外は必要に応じてというかんじでしょう。

あとはApacheを再起動すれば終了。
これでPHP5.6.0が使えるようになりました。

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