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vagrant + saltでpythonの開発環境を作る(salty-vagrantの導入)

Last updated at Posted at 2013-10-14

vagrantとchefの組み合わせについてはいろいろ記事がありますが、saltについてはなさそうなので、簡単にまとめてみます。

#公式サイト
Vagrant: http://www.vagrantup.com/
Salt: http://docs.saltstack.com/index.html

この記事の内容

この記事では主にSaltを使った環境構築をメインで記載します。
Vagrantについては様々な良記事がありますので、そちらをご参照ください。
いくつかの記事に分けてVagrant + Saltでの開発環境構築をやってみたいと思います。
まず手始めにマスターなし、ミニオン1つだけのVMを立ててみます。

Vagrant-Saltのインストール

実はVagrantにはSalt用のプラグインがありますので、これを使っちゃいましょう。
https://github.com/saltstack/salty-vagrant
↑のページの「Masterless (Quick Start)」を一通りこなせば環境構築は終了です... では流石に味気ないので以下に手順を記載していきます。(Vagrantは入っていることが前提で進めます)

  • VMを立ち上げるフォルダに移動します。(ここではsalt-sampleフォルダとします)
cd salt-sample
  • salty-vagrantをインストールします
vagrant plugin install vagrant-salt
  • vagrantにboxを追加します
vagrant box add precise64 http://files.vagrantup.com/precise64.box
  • salt-sample以下にVagrantfileを作成します。
Vagrant.configure("2") do |config|
  ## 使用するBoxを指定します。
  config.vm.box = "precise64"

  ## salt関連のファイルを同期するためのフォルダを指定します。
  config.vm.synced_folder "salt/roots/", "/srv/salt/"

  ## Use all the defaults:
  config.vm.provision :salt do |salt|
    ## ミニオンの設定ファイルのパスを指定します。
    salt.minion_config = "salt/minion"
    ## 実行時にstate.highstateを実行するための設定です。
    salt.run_highstate = true

  end
end

※highstateは設定ファイル通りにPCをセッティングする命令だと思ってください。

  • 設定ファイルを配置するためのディレクトリを作っておきます。
mkdir salt
mkdir salt/roots
  • salt-sample/salt以下にminionファイルを作成します

salt-sample/salt/minionに以下の内容をコピーしてください。

file_client: local
  • vagrantを起動します。
vagrant up

まとめ

ひとまずこれでミニオン1台のみの立ち上げが完了しました。
現状では設定ファイルが一切ないので、起動してもSaltが入っただけのすっぴんのVMが立ち上がります。
次は実際にソフトウェアをインストールしていきます。

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