OpenSSL の脆弱性対応の際に、古いライブラリを使用したままのサービスを見つけて再起動したいとします。
その際に便利なのが lsof コマンドです。
このコマンドを使って、削除済みのライブラリを未だに参照しているサービスを見つけ出したいと思います。
$ sudo lsof | grep ssl | grep DEL
例えば、私の手元の環境 (Amazon Linux) では、以下の出力結果となりました。
qmgr 1349 postfix DEL REG 202,1 5192 /usr/lib64/libssl3.so
qmgr 1349 postfix DEL REG 202,1 4827 /usr/lib64/libssl.so.1.0.1e
Postfix がまだ古いライブラリを参照しているようなので、サービスを再起動します。
$ sudo service postfix restart
Shutting down postfix: [ OK ]
Starting postfix: [ OK ]
これで再度 lsof
で確認しても、出力結果に出てこなくなりました!
✌ ('ω' ✌ )三 ✌ ('ω') ✌ 三( ✌ 'ω') ✌