自作で遠隔監視ができる温度湿度気圧センサモジュールが簡単に、安く、作れるようになりました。感激したので投稿します。温度センサだけなら3000円切るのも可能です。
完成品イメージ
ボードはこんな感じ。マイクロUSBケーブルで電源供給します。
この小さいブレッドボード一個で温度と湿度、気圧を取得しWiFi経由でWebサーバへ送信できます。
画面に表示する温度と湿度、気圧はこんな感じ。
#必要なもの
- ESPr Developer(ESP-WROOM-02開発ボード):1個
https://www.switch-science.com/catalog/2500/
現在2160円 - BME280搭載 温湿度・気圧センサモジュール:1個
https://www.switch-science.com/catalog/2236/
現在1620円 - ブレッドボード:1個
https://www.switch-science.com/catalog/313/
現在270円 - ピンヘッダ10ピン:2本
- ピンヘッダ6ピン:1本
- ジャンパワイヤ(オス~オス) :7本
- 10kΩ抵抗:2個
- USBケーブル:1本
- WiFi環境:1環境
- ArduinoIDEが動くPC:1台
抵抗やジャンパワイヤ等は手元にあったので新規購入4050円で済みました。
これまでArduinoとWifiシールドだけで8000円ぐらいしていたのが
ESPr Developerのおかげで半額以下で済みます。驚き!
システム概要
- BME280からArduino(ESPr developer)へI2Cで温度と湿度、気圧を送る
- ArduinoからMQTTつかって温度と湿度、気圧をmilkcocoaへ送る
- 作ったhtmlをローカルでブラウザ閲覧しmilkcocoaに格納されている温度と湿度、気圧を見る
ローカルのhtmlで見ているのはmilkcocoaのapp_idをweb公開したくないためです。app_idを公開すると誰でもデータ詰め放題、出し放題になってしまいます。注意しましょう。
サンプルソースコード
センサ値を取得する部分はスイッチサイエンスさんのソースを参考にしています。
http://mag.switch-science.com/2016/05/13/esp-wroom-02-wifi-logger-1/
MQTTで送信するとこからHTMLで表示するところはmilkcocoaさんのソースを参考にしてます。
http://blog.mlkcca.com/iot/milkcocoa-arduino/
http://blog.mlkcca.com/iot/realtime-data-visualization-with-raspberry-pi-3/
ですので、完全にコピペの産物となっております。
ソースコード on Arduino(ESPr Developer)
Wifiの接続先とmilkcocoaのapp_id等を入力し
ArduinoIDEでESPrDeveloperへ書き込むだけで使えるようになるはずです。
ESPr DeveloperをArduinoIDEで開発する方法はスイッチサイエンスさんの下記記事を参照ください。
http://trac.switch-science.com/wiki/esp_dev_arduino_ide
ソースコード viewer
app_id等を入力してindex.htmlをブラウザで開けば先述のようなチャートが表示されるはずです。
まとめ
ビニールハウスに複数台置いたら、すぐ使えるなぁと思ってます。結露の対策を考えないといけないですね。
サンプルソースを公開していただいたスイッチサイエンスさんとミルクココアさんには心から感謝します。