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「フロントエンドエンジニアに伝えたいインフラの話」参加メモ 関西フロントエンドUG 2017/02/18

Last updated at Posted at 2017-02-19

関西フロントエンドUG勉強会
「フロントエンドエンジニアに伝えたいインフラの話」
https://kfug.connpass.com/event/49305/
の参加メモです。

全般的にAWSいいね!という話ばかりでした。
サービスの内容については、書き取った内容を記載していますが、
最新の正確な情報は各サービス公式サイトの確認をお願いいたします。


フロントエンドで捗るAWS ー WordPress の事例と共に

岡本 秀高 さん

AMIMOTOでは、AWSクラウド上で動くWordPressホスティングサービスを提供しています。なぜクラウド上でWordPressを利用するようになったのか。ケーススタディと共にご紹介します。(CMSユーザー・管理者向け)

  • クラウドは環境の規模を柔軟に変えられる
  • 料金は使った分だけ
  • マネージドサービスならインフラレイヤのメンテを丸投げできる

AWSの豊富なサービス群を活用できる

  • Amazon Elasticsearch
  • Amazon lightsail
  • Amazon Cognito User Pools (ユーザ認証)
  • Amazon API Gateway
  • AWS Certificate Manager (SSL)

Frontend Meets a Service

後藤 知宏 さん

Serverless を使用すれば Javascript を使用して簡単に 公開API を実装することが出来ます。
バックエンドのJSにつきものな面倒なExpress の学習も抜きにさっと始められる Serverless のAPI 実装を、 Serverless と Webpack の活用を通じて紹介していきます。

便利なサービスを使うことで、バックエンドを組まなくても、作れるものがある。

  • PaaS
  • Baas
  • FaaS

PaaS - Platform as a Service -

サービスの構築をしなくても自動でサーバーを立ち上げてくれる。
構築まではやってくれるが、保守・スケール・監視は自分で。
バックエンドアプリケーションの構築必要。
簡単なAPIサーバの構築や、APIモックなどをサッと上げてしまうには楽。

BaaS - Backend as a Service -

データの管理、検索、Push通知、メール配信、認証など、機能ごとに様々なモノがある。
サービスから提供されれるAPIなどを通じて機能を利用できる。
一方で認証周り等でフロントエンドでの活用は難しく、
バックエンド内での実装負担削減に用いられる。

FaaS - Function as a Service -

Javascriptのfunctionが書ければ、バックエンドを構築することができる。
サーバーサイドに関する知識は殆ど不要。

AWS Lambda

関数をデプロイしたら、API Gateway やスケジューラなどと連動させて様々な処理を行わせることが可能。
構成管理は Serverless framework を通じて簡単に行うことができる。
Serverless は Lambda の面倒なデプロイなどのタスクを自動で処理してくれるツール。
機能単位では無く関数単位でデプロイできる。


常時SSLとCDNの話

岩本貴久さん

常時SSL対応していますか?

  • 通常(非SSL)のインターネット通信は傍受可能
  • 個人情報、クレジットカード情報等をそのまま通信することは危険
  • 通信の暗号化の仕組み
  • HTTP/2は常時SSLが必須

  • メリット 暗号化される

  • デメリット サーバー負荷 SSL証明書の手配・更新

SSL証明書

  • 通信を暗号化するための、鍵と鍵穴
  • 証明書の取得が面倒くさい
  • WEBサーバーへの割り当て作業
  • 証明書の更新

CDN

検索やログイン画面などがキャッシュされないよう注意
キャッシュ時間を考慮

AWSなら快適

AWS Certificate Manager - 無料でSSL
Amazon CloudFront のみで利用可能、自動更新

Elastic Load Balancing - ロードバランサ
複数台のマシンで負荷分散

CloudFront ー CDN
都度の利用 従量課金 最低利用期間無し、安い

ーーー

VPSからクラウドサーバーに移ったらこんなに快適に!

榊原昌彦 さん

某VPSからAWSに移ったメリットを中心にご紹介します。EC2, RDS, S3, SNSあたりの話をします。初心者向け。

1. 自宅サーバー

  • 構築が大変
  • 電源抜いたら死ぬ
  • 自由度は高い

2. レンタルサーバー

  • とにかく安い
  • 自由はない
  • 最近はgitやssh等使えて便利

3. VPS

  • 融通が利くけれど、融通が利かない
  • 構築の煩雑さ
  • セキュリティの心配
  • 他の同居VPSにパフォーマンスを阻害される
  • プラン変更時の移転が大変

4. AWS

  • メモリの増強も簡単数クリック
  • スナップショットがとれる
  • 便利だがお高い

サービス群

RDS データベースサービス
VPS上にDBを入れるのでは無く、データベース専用サービスがある。
DBだけだから、バックアップも高速。かつバックアップの復元も楽。
DB単位でアクセス制限できるから、データ管理を寄り強固にできる。

S3 静的ファイルの保管サービス

Elastic Transcoder メディア変換サービス

Cloud Front 高速コンテンツ配信

プッシュ通知、ユーザー制御サービスなど...


LT

5分でブログ公開する話

しまきょうすけ さん

Netlify

スタティックサイトジェネレーター選んで、cloneして、ドメイン設定するだけ。

開発環境を構築する話

小渕周 さん

AppleMusicを使って100GBあいた話

技術書は Amazon Unlimited を使うと捗る

環境 VartualBox Vagrant bento

フロントエンドとインフラ層をつなぐ知識

pastelInc さん

インフラ層の学習すべきか?

学ぶ機会はある

  • トラブルに遭遇
  • パフォーマンスの話
  • 層の違いを跨ぐ技術 Vagrant Docker 文字エンコード
  • 所属する組織が提供するサービスであれば構成の知識を吸収
  • フロントエンドも層の違う知識を、隠蔽化されているだけで使っている

知らないはずは無い

  • 層の違うエンジニアとコミュニケーションする
  • 層の違いを埋める知識には人や組織によって差がある
  • 完全な分業は無理なので繋ぎの知識を知っている

どう学ぼう

  • 全部を学ぶ方法は無いとき付いている
  • 学ぶ題材は今までの歴史の積み重ね
  • テーマを決めて時間をかけてゆっくり学ぶ
  • そしきが押さえておくべき最低限の繋ぎの知識は最優先で学ぶ

所感

  • CPU、メモリのブレイクスルーが起こるかもしれない
  • ここまで変化に富んだ業界は珍しい
  • 変化を柔軟に楽しむ事が大切

運用していくことについて考えてみた

モリカワタカユキ さん

速さは大事

  • 速く実装
  • 速く動かせればテストに工数を割ける
  • 想定外を減らせる

速さはやっつけ仕事では無い

  • デプロイまでが作業期間ではない。

何を意識していくのか

  • そのループ本当に必要か
  • そのデータ必要か
  • 他の人がコードの意味が分かるか

現実甘くないよね

  • 納期が最優先
  • 本当にこのやり方で大丈夫なのかと 考える余地を持つ,,

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