Raspberry Piの一部モデルにはARMv8(64bit)のCPUが搭載されています1が、現時点では肝心のOS(Raspbian)が64bitに対応していません。
いつになったら対応するのかと調べてみたところ、5日前に「Debian StretchベースのRaspbianが出たよ!」という記事が出ていました。
この記事のコメント欄で64bit対応について言及されているので、引用します。
(Is it 64-bit?という質問に対して)
No – 64-bit code will not run on Pi 0 or Pi 1, and we don’t at this stage want to support multiple images.
― https://www.raspberrypi.org/blog/raspbian-stretch/#comment-1320280
64bitのコードはPi 0やPi 1では動かない。今は複数のイメージ(32bitと64bit)をサポートするつもりもない、ということだそうですね。
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2016年10月以降のPi 2 Model Bと全てのPi 3 出典: Raspberry Pi - Wikipedia ↩