なにこれ?
とりあえずSlackBotを作ってみたい、(ほかのスクリプト言語と比べて)JavaScriptの経験がある人向けの記事です。
本格的な開発、デプロイは含まれていません。
筆者もとりあえず始められたところです。
Botkitとは
BotkitはSlackBotなどの作成に便利なツールキット。
SlackBotをとりあえず作ってみたいという用途に適していると思う。
使用言語はJavaScript
始め方
SlackBotを作ることが目的なので、Slackアカウントはある前提。
開発環境はWindowsまたはCloud9。
- Slack AppのBotsをInstall
- BotsのName,Iconなどを設定
- BotsのAPI Tokenをコピー
- 流出するとSlackメッセージを見られたり書かれたりするので秘匿すること
- 開発環境にNode.jsを入れる
- Cloud9ならworkspaceのtemplateでNode.jsを選べばよい、その場合7までスキップ
- 開発フォルダ(以後ルート)を用意
- ルートで
npm init
してNodejsの準備 - 続けて
npm --save botkit
でBotkitをインストール-
--save
は、これから作成するBotがBotkitに依存することを設定ファイルに記録する
-
- node_modules/botkit/slack_bot.jsをルートにコピー
- いくつかサンプルが用意されているが、シンプルで見やすそう
- そのまま編集すると面倒なので、いったんコピーしておく
- コピーしたslack_bot.jsの72行目あたり
var Botkit = require('./lib/Botkit.js');
をvar Botkit = require('botkit/lib/Botkit.js');
に書き換える- コピーして場所を変えたので、使用モジュールパスの修正
-
set token=hogehoge
node slack_bot.js
- Cloud9:
toke=hogehoge node slack_bot.js
- hogehoge部分はコピーしていたAPI Token
- Cloud9:
- Slackのメッセージ欄で
/invite @foobar
と打ってBotをチャンネルに迎える- foobarのところはBotに設定したName
これで完成。Botに向かって @foobar Hello
と言えば何か返してくれる。
反応する文字列、返答内容などはslack_bot.jsを書き換えればいい。その辺はまた今度。