>> 連載の目次は こちら!
##参考記事
http://d.hatena.ne.jp/t_tutiya/20170204/1486204880
↓からの
http://dev.classmethod.jp/tool/visual-studio-code-ruby-debug/
http://d.hatena.ne.jp/deko2369/20160611/1465653006
##手順
###1. Visual Studio Code をインストールしておく
###2. Rubyの拡張をインストール
[Visual Studio Code 上の作業]
左の「拡張機能」ボタンを押して、検索キーワードに "Ruby" と入れると、検索結果トップに、
Provides Ruby language and debugging support for Visual Studio Code
というのが出てくるので、これをインストールする。
###3. Rubyのスクリプトを用意
[Visual Studio Code 上の作業]
①左の「エクスプローラー」ボタンを押してエクスプローラーを開き、「フォルダーを開く」で、Finderから操作。適宜、新規フォルダを作成。
②エクスプローラー上のフォルダー名の右の「新しいファイル」をクリックして、新規ファイルを作成
③とりあえず、以下の内容でRubyスクリプトを作成
class Wao
def hello
puts 'Ya'
end
end
wao = Wao.new
wao.hello
・コード補完が効く
・メソッドや変数を Command+クリック(またはFn+F12) すると、定義箇所にジャンプする
###4. デバッグ用のGemを入れる
[ターミナルでの作業]
####4-0. 概要
- gem は、Rubyのライブラリのパッケージであり、パッケージ管理ツール(コマンド)でもある。
- bundler は、gemの互換性とか依存関係なんかも考慮してくれるgem管理ツール(RPMに対するyumみたいなもの?)
- ここでは Rubyのデバッグをするためのgemである「ruby-debug-ide」と「debase」を入れる
####4-1. bundler をインストール
$ gem install bundler
Fetching: bundler-1.14.6.gem (100%)
〜 中略 〜
1 gem installed
####4-2. bundler の初期化(Gemfileの生成)
$ bundle init
Writing new Gemfile to /Users/miro/Gemfile
$ cat Gemfile
# frozen_string_literal: true
source "https://rubygems.org"
# gem "rails"
####4-3. 上記で生成したGemfile に、インストールしたいGemを追加記述
↓末尾にこの2行を追記
gem "ruby-debug-ide"
gem "debase"
####4-4. んでインストール
bundle install
####4-5. インストールできたか確認
$ gem list
*** LOCAL GEMS ***
〜 中略 〜
debase (0.2.1)
〜 中略 〜
ruby-debug-ide (0.6.0)
###5. Visual Studio Code に戻ってデバッグ設定(launch.json の生成と設定)
①先の手順3で作ったフォルダをVSCodeのエクスプローラーで開いている状態で、左の虫のボタン(デバッグボタン)を押下
②上部の歯車ボタンをクリックし、プルダウンからRubyを選択
③すると launch.json が開く。(存在しない場合は、ここでフォルダ配下に .vscode/launch.json が生成される)
④以下の内容に書き換える
{
"version": "0.2.0",
"configurations": [
{
"name": "Debug Local File",
"type": "Ruby",
"request": "launch",
"program": "${workspaceRoot}/test.rb", //*1
// ,"useBundler": true //*2
}
]
}
*1 デバッグしたいファイル名
*2 "useBundler" について
「"useBundler": true」を指定せよ、ってなってる情報もあるが、ruby-debug-ide をパス指定で入れている場合のみ必要らしい。なのでここでは指定していない。
(参考URL: http://qiita.com/chimame/items/56e48ab3145312ff1786 )
###6. んで、デバッグしてみる
①デバッグしたいファイルを開いている状態で、左の虫のボタン(デバッグボタン)を押下
②上部の「デバッグコンソール」ボタンを押下して、デバッグコンソールを表示させる
③上部の「デバッグの開始」ボタン(緑の三角ボタン)を押下して実行
④デバッグコンソール に実行結果が表示される
####デバッグ操作
- エディターの各行の一番左の部分をクリックして、ブレークポイントを設定できる
- ウォッチ式で、任意の変数や、式を実行した場合の値を確認できる
など、通常のIDEのデバッガ機能が使える。
####※デバッガのエラー
デバッグすると、2回め以降、以下のようなエラーが出る。
Debugger error: Client: Error: read ECONNRESET
デバッガとの通信がうまくいっていない?と思われるが、あまり情報を見つけられなかった..
デバッグ結果は出力されるので、ひとまずよしとするか(情報求む...)