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[Ruby入門] 02.エディタの準備(Visual Studio Code で Ruby書いてデバッグ)

Last updated at Posted at 2017-03-26

>> 連載の目次は こちら!

参考記事

http://d.hatena.ne.jp/t_tutiya/20170204/1486204880
↓からの
http://dev.classmethod.jp/tool/visual-studio-code-ruby-debug/
http://d.hatena.ne.jp/deko2369/20160611/1465653006

手順

1. Visual Studio Code をインストールしておく

2. Rubyの拡張をインストール

[Visual Studio Code 上の作業]

左の「拡張機能」ボタンを押して、検索キーワードに "Ruby" と入れると、検索結果トップに、

Provides Ruby language and debugging support for Visual Studio Code

というのが出てくるので、これをインストールする。

3. Rubyのスクリプトを用意

[Visual Studio Code 上の作業]

①左の「エクスプローラー」ボタンを押してエクスプローラーを開き、「フォルダーを開く」で、Finderから操作。適宜、新規フォルダを作成。

②エクスプローラー上のフォルダー名の右の「新しいファイル」をクリックして、新規ファイルを作成

③とりあえず、以下の内容でRubyスクリプトを作成

/Users/miro/Documents/RubyProjects/MyRuby/test.rb
class Wao
  def hello
    puts 'Ya'
  end
end

wao = Wao.new
wao.hello

・コード補完が効く
・メソッドや変数を Command+クリック(またはFn+F12) すると、定義箇所にジャンプする

4. デバッグ用のGemを入れる

[ターミナルでの作業]

4-0. 概要

  • gem は、Rubyのライブラリのパッケージであり、パッケージ管理ツール(コマンド)でもある。
  • bundler は、gemの互換性とか依存関係なんかも考慮してくれるgem管理ツール(RPMに対するyumみたいなもの?)
  • ここでは Rubyのデバッグをするためのgemである「ruby-debug-ide」と「debase」を入れる

4-1. bundler をインストール

$ gem install bundler
Fetching: bundler-1.14.6.gem (100%)
〜 中略 〜
1 gem installed

4-2. bundler の初期化(Gemfileの生成)

$ bundle init
Writing new Gemfile to /Users/miro/Gemfile

$ cat Gemfile
# frozen_string_literal: true
source "https://rubygems.org"

# gem "rails"

4-3. 上記で生成したGemfile に、インストールしたいGemを追加記述

↓末尾にこの2行を追記

gem "ruby-debug-ide"
gem "debase"

4-4. んでインストール

bundle install

4-5. インストールできたか確認

$ gem list
*** LOCAL GEMS ***
〜 中略 〜
debase (0.2.1)
〜 中略 〜
ruby-debug-ide (0.6.0)

5. Visual Studio Code に戻ってデバッグ設定(launch.json の生成と設定)

①先の手順3で作ったフォルダをVSCodeのエクスプローラーで開いている状態で、左の虫のボタン(デバッグボタン)を押下

②上部の歯車ボタンをクリックし、プルダウンからRubyを選択

③すると launch.json が開く。(存在しない場合は、ここでフォルダ配下に .vscode/launch.json が生成される)

④以下の内容に書き換える

vscode/launch.json
{
    "version": "0.2.0",
    "configurations": [
        {
            "name": "Debug Local File",
            "type": "Ruby",
            "request": "launch",
            "program": "${workspaceRoot}/test.rb",  //*1
            // ,"useBundler": true                  //*2
        }
    ]
}

*1 デバッグしたいファイル名
*2 "useBundler" について
「"useBundler": true」を指定せよ、ってなってる情報もあるが、ruby-debug-ide をパス指定で入れている場合のみ必要らしい。なのでここでは指定していない。
(参考URL: http://qiita.com/chimame/items/56e48ab3145312ff1786

6. んで、デバッグしてみる

①デバッグしたいファイルを開いている状態で、左の虫のボタン(デバッグボタン)を押下

②上部の「デバッグコンソール」ボタンを押下して、デバッグコンソールを表示させる

③上部の「デバッグの開始」ボタン(緑の三角ボタン)を押下して実行

④デバッグコンソール に実行結果が表示される

デバッグ操作

  • エディターの各行の一番左の部分をクリックして、ブレークポイントを設定できる
  • ウォッチ式で、任意の変数や、式を実行した場合の値を確認できる

など、通常のIDEのデバッガ機能が使える。

※デバッガのエラー

デバッグすると、2回め以降、以下のようなエラーが出る。

Debugger error: Client: Error: read ECONNRESET

デバッガとの通信がうまくいっていない?と思われるが、あまり情報を見つけられなかった..

デバッグ結果は出力されるので、ひとまずよしとするか(情報求む...)

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