ネットワークの基本的なことがわかっていません。
けれども構築した仮想マシンのCentOSをちょっとだけでも理解できるようにしたいので調べました。
- 環境
- OS : macOS Sierra Version10.12.4
- VirtualBox : Version 5.1.22 r115126 (Qt5.6.2)
- 仮想マシンのOS : CentOS Linux release 7.3.1611(Core)
「lo」と「enp0s3」は ネットワークインターフェース名
ネットワークインターフェースとは
広域ネットワーク同士を接続するためのインターフェース仕様のこと [ネットワーク・ネットワーク・インターフェースとは - IT用語辞典 Weblio辞書](http://www.weblio.jp/content/%E3%83%8D%E3%83%83%E3%83%88%E3%83%AF%E3%83%BC%E3%82%AF%E3%83%BB%E3%83%8D%E3%83%83%E3%83%88%E3%83%AF%E3%83%BC%E3%82%AF%E3%83%BB%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%82%BF%E3%83%BC%E3%83%95%E3%82%A7%E3%83%BC%E3%82%B9)「lo」 は ローカルループバック
「lo」のところに link/loopback
と inet 172.0.0.1
と scope host
が出力されている。
ローカルループバックとは
自分自身を示す仮想的なIPアドレスです。「127.0.0.1~127.255.255.254」の範囲内ならば、どのIPアドレスでも利用できます。 [ローカルループバックアドレス TCP/IP入門](http://atnetwork.info/tcpip/tcpip57.html)CentOS7におけるネットワークインターフェース名の決まり
「enp0s3」は、{en:イーサネット} + {p0:最初のバス} + {3番目のホットプラグ}ということらしい。
「enp0s3」のところに link/ether
と scope grobal
が出力されている。
CentOS5.xや6.xではNICデバイス名はethXという名称が使われるのが一般的でしたが、udevのバージョン197より予測可能なネットワークインタフェース名に設定されるようになり、enoXやenpXが使われるようになりました。デバイス名は接頭語ならびにデバイス種別によって決まります。
CentOS7におけるNIC命名ルール - 雑木林
* Two character prefixes based on the type of interface:
* en -- ethernet
* sl -- serial line IP (slip)
* wl -- wlan
* ww -- wwan
*
* Type of names:
* b<number> -- BCMA bus core number
* ccw<name> -- CCW bus group name
* o<index>[d<dev_port>] -- on-board device index number
* s<slot>[f<function>][d<dev_port>] -- hotplug slot index number
* x<MAC> -- MAC address
* [P<domain>]p<bus>s<slot>[f<function>][d<dev_port>]
* -- PCI geographical location
* [P<domain>]p<bus>s<slot>[f<function>][u<port>][..][c<config>][i<interface>]
* -- USB port number chain
systemd/systemd - System and Session Manager
ホットプラグとは
機器の電源を入れ稼動状態を保ったまま、部品やケーブルなどを交換、装着、抜去すること。また、そのような仕組みやコネクタなどの構造のこと。 [ホットプラグとは - IT用語辞典](http://e-words.jp/w/%E3%83%9B%E3%83%83%E3%83%88%E3%83%97%E3%83%A9%E3%82%B0.html)ちょっとだけ自分のCentOSに近づけた気がする。