Qiita に「いいね」機能が追加されましたね。
http://blog.qiita.com/post/153200849029/qiita-like-button
「ストック」ボタンが2つの意味をもつようになってしまったため、これを分離したという背景は理解できます。
しかし、「いいね」ボタンの実装方法に問題があります。
問題
例えばトップページで気になる記事タイトルを発見し、クリックすると以下のような画面に遷移します。
右側のスクロールバーを見ると、結構ボリュームのある記事のようですね。
右上には、実装されたてピカピカの「👍いいね」ボタンが誇らしげに、あなたに押されるのを今か今かと待っています。
しかし、まだ「はじめに」しか見えていないのに、「この記事いいね!気に入ったよ!投稿者さんありがとう!」という気持ちになれるでしょうか?
記事を下までスクロールし最後まで読んで、「タイトルで期待したとおりの素晴らしい記事だった!」という思いが生まれてはじめて「いいね」ボタンを押したくなるのではないでしょうか。
逆に「いいね」をもらった投稿者さんも、「ちゃんと記事を読んでないのに変なテンションで押しちゃった"いいね"なのではないだろうか・・・」と疑心暗鬼にならざるを得ないでしょう。
そうなると、「"いいね"って一体なんなんだろう」という雰囲気が Qiita 上に蔓延し、カッコイイ数式から導き出される Contribution の示す価値も揺るぎかねません。または、記事の内容に力を入れなくてもタイトルの付け方で「いいね」の数が上下することに皆が気づき、「いいね」をたくさんもらえるタイトルの付け方が確立していき、記事をちゃんと書くのはコスパが悪いと感じだし、タイトルだけ魅力的で中身がスカスカな記事で溢れる未来が訪れるかもしれません。「いいね」のためなら人はなんだってするのです。
解決方法
解決方法は簡単です。
右上の「いいね」ボタンをなくすだけです。
記事下部の「いいね」ボタンをさらに目立たせるとより良いかもしれません。
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あたりに置くのでも良いかもしれません。
まだ遅くはありません。
運営さんご検討よろしくお願いします。