TL; DR
fancy-log というライブラリは、超シンプルなインターフェイスで gulp と同じ形式でログが出力できます。
形式例: [17:47:40] メッセージ
はじめに
Node.js でログ出力を行う場合、Node.js 標準の API では console.log
を使うと思います。
しかし、ちょっと複雑なログの形式を出力しようと思うと、それだけでは途端に面倒になり、log4js などのロガーライブラリを噛ますことになります。書捨てなスクリプトやプライベートなツールに対しては、そこまでするのはちょっと面倒です。
そんな時は fancy-log を使うと便利です。fancy-log を使うと、時刻付きのメッセージが簡単に出力でき、あとからログを追うときに大変便利です。
使い方
はじめに、npm 経由でインストールします。
$ npm i fancy-log
次に、require
してログを出力する関数を呼びます。定義されている関数は、たったの 2 つです。
const log = require('fancy-log')
log('通常のログの場合')
log.error('エラーログの場合')
上記を実行すると、下記テキストが出力されます。
[17:47:40] 通常のログの場合
[17:47:40] エラーログの場合
簡単ですね。
まとめ
fancy-log は自作ツールの slack-lgtm-bot で実際に使っています。
みなさんも、簡単に時刻付きのログを出力したい際にぜひご利用下さい!