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環境別にcomposer.jsonを使い分ける

Last updated at Posted at 2016-10-31

やり方

Composerはrequire-devで開発環境だけに必要なパッケージを指定できるが、require-prodのような本番だけの指定はできない。

そこで、COMPOSER環境変数でcomposer.jsonファイルを指定することで特定の.jsonを使用することができる。
環境別に例えば、composer-prod.jsoncomposer-dev.jsonを作成し、下記の様にパッケージの更新をかけることで、それぞれの環境でことなるパッケージをrequireすることができる。

COMPOSER=composer-dev.json composer update

.lockファイルもちゃんと使用した.jsonファイルのベースネームで作成してくれる。
例えば、composer-dev.jsonからはcomposer-dev.lockが生成される。

公式ドキュメント

背景

そもそも、なぜこんなことをするかと言うと、OctoberCMSのようなプラグインアーキテクチャで、composer管理したメインプロジェクトのコードベースの中に、同時開発しているプラグインがある場合、composer updateすることで開発中のプラグインがリリース済みのバージョンで上書きされるのを防ぎたかったから。
composerの使い方次第ではあるが、自作プラグインもcomposerで同時にデプロイして欲しいのでcomposer.jsonrequireに入れているため、このような問題が起こる。

この解決策としての自分のやり方はこうだ。

composer-dev.jsonrequireには自作プラグインを含めない。
composer-prodstg.jsonrequireに自分のプラグインを含める。
ステージング環境で下記でプラグインをデプロイする。

COMPOSER=composer-prodstg.json composer update

テストを実施して問題なければ、生成されたcomposer-prodstg.lockをコミットして本番では下記でステージングと同じパッケージ群をデプロイする。

COMPOSER=composer-prodstg.json composer install

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