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vagrant plugin saharaについて
- vagrantではsaharaというpluginがある。
- これを使えばsandboxモードでvagrantを実行してレシピの内容を確認しロールバックで元の状態に戻ることができる。
- レシピの中に誤りがありノードへ適用しようとするとき設置が途中で止まる場合が多い。
- そのようなときにsandboxモードを使えば有用だ。
設置
- saharaが設置されているのか確認
% vagrant plugin list
- 設置されていない場合
% vagrant plugin install sahara
sandboxモード
- sandboxモードの実行
% vagrant sandbox on
- sandboxモードの終了
- onの状態でoffで終了すると設定内容がそのまま適用される。
- onの状態で設定した内容を適用したくない場合はoffで終了する前にロールバックする。
% vagrant sandbox off
- ロールバック
% vagrant sandbox rollback
- sandboxモードの状態を確認
% vagrant sandbox status
sandboxモードでmariadbの設置を試してみる。
- 最新のMariaDBをyumで設置するためにはyum repositoryを追加する必要がある。
- repository generatorを使用してMariaDB.repoエントリを作成する。
- https://downloads.mariadb.org/mariadb/repositories/#mirror=yamagata-university
- repository generatorで出た結果をコピーして使う。
- sandboxモードを実行する。
- sandboxモードはvagrant boxが起動されている状態でも大丈夫だ。
% vagrant sandbox on
% vagrant sandbox status
% ssh dev
- 先ほどコピーしたものを次のファイルに貼っておく。
$ sudo vi /etc/yum.repos.d/MariaDB.repo
# MariaDB 10.1 CentOS repository list - created 2016-02-21 00:19 UTC
# http://mariadb.org/mariadb/repositories/
[mariadb]
name = MariaDB
baseurl = http://yum.mariadb.org/10.1/centos6-amd64
gpgkey=https://yum.mariadb.org/RPM-GPG-KEY-MariaDB
gpgcheck=1
- yumでMariaDBをインストール
$ sudo yum install MariaDB-server MariaDB-client MariaDB-devel
- インストールが終わったらホストに戻ってロールバックしてみよう。
% vagrant sandbox rollback
- ゲストに接続してインストールしたMariaDBが無くなったことを確認
$ yum list installed | grep -i --color mariadb
参考
- https://mariadb.com/kb/ja/yum/
- Chef実践入門