2013/07/14(日)に開催された、JulyTechFesta2013に行ってきました。
そこで @paming が見聞きしたキーワードやリンクをまとめておきます。
全体
A01: Treasure Dataのクラウド戦略
- TrasureDataの中川さんが公演
- 中川さんはプログラミング言語Dの著者とのこと。
- TrasureDataのビジネスは、「巨大なデータをクラウドで扱う」事。
- ポリシー:"Data first, Schema later" "Simple APIs" "Easy integration"
- tech stack: "td-agent" "Plazma" "multi-tenant scheduler"
-
fluented jsonフォーマットなログ転送の仕組み。pluginが豊富。rubygemで提供される。n:mの接続が出来る。
-
td-agent fluentedを動作させるためのパッケージ。rpm,deb,homebrew等など
-
MessagePack JSONライクなシリアライザ
-
- 多数の外部サービスを使っている
- シリコンバレーの人は"focus""focus"と叫んでいるし、自分の強みに特化するため。
- Librato Metricsダッシュボード生成サービス?メトリクス監視、realtime analysis
- Pager Duty何かあったら電話を鳴らすサービス
- Desk.com 顧客対応サービス、salesforce
- olarkwebサービスに「ユーザからの問い合わせ用のチャット画面」を付けるサービス
- HipChat 社内でのやりとり用chat Atlassian
- CopperEgg サーバのモニタリング
- Logentries ログファイルのgrep
- New Relic モニタリング
- opscodeのHosted Chef
- 一方、BIツールは提供しない。
- すでに顧客が使っているツールがある
- 使ってるツールに流し込む仕組みを提供
- 常に「自分達のコアバリューは何か?」を問いながら仕事するとのこと。
B10: OSSジョブ管理システムによる運用自動化事例
- SOS JobSchedulerの説明と事例紹介
- "JobScheduler"でググると一般用語がヒットしすぎるけど"SOS JobScheduler"ならだいぶマシ
- Job定義をXMLで記述。スクリプトはJavaScriptやshell、ruby、Java、perl等で書ける。
- クライアント機にAgent ジョブをコントロールする部分にEngineを入れる。ジョブの状態をJOC(web)で見る。ジョブの定義はJOEやJIDで定義する
- ジョブは2種類:StandaloneJobとJobChain。どちらもXMLで記述されている。
- WebAPIがありPHPのライブラリがあるので、他とのつなぎ込みが簡単。
- 事例紹介。「機器の監視」はNagiosで行い、「業務の監視」をSOS JobSchedulerで行う。フロントエンドはJobSchedulerのAPIを叩いて独自画面を作成。
- agent入れるのが面倒らしい。fabricで入れるパッケージあり。
- 日本JobSchedulerユーザグループ(JJUG)これまた検索しにくい
その他資料:
C20: ショート
C21: Gitのワークフローとアクティビティ
togetter
スライド
Gitのブランチ戦略の話でしたがほとんどメモれてなかった。
- git-flow
- github-flow: masterブランチは即デプロイOK!わかりやすい!
- GItHub Flow in Browser
- Github pluse
- Gitlab
- Git status
- タイムライン、BitBachketのような
C22: 組込みハードウェアをWebAPIとして提供する方法
- ArtifactNoiseの発明家、北神さん。第一印象
- ロボットアーム+WebAPI=動かすだけで面白い!
- ハードウェアとWebを繋ぐ"Elpis"。ハードウェアとの接続を「非同期化」してる。遅延とかいろいろ大変
- ArtifactNoiseは「団体」で企業ではなく手弁当。一緒に色々やりたい人募集中→その後名刺交換会へ。
C23: 最近のEucalyptus
- Eucalyptusってなに→openstackやapache cloudstackみたいなもの。Amazon EC2/S3コンパチをプライベートネットワークに構築。大学の学生が学内リソースでテスト出来るように、が発端。
- 「Amazon EC2の1リージョンに、俺はなる!」
- 第1回:EucalyptusでAmazon EC2互換環境を作る (2010/9/24 06:00)
A30: serverspec: Chef/Puppetと一緒に使うサーバテストのためのテスティングフレームワーク
- serverspecの宮下さん。子だくさん
- サーバプロビジョニング、3つのレイヤ "boot strap" "system configuration" "Application"
- それぞれに自動化 EC2やchef,puppet capistrano fabric
- そうしたらそれぞれに「テスト」がある。"serverspec" "Nagios""Zabbix"
*このへん聞き逃し
- 「監視とは、継続的なテストである」 サーバのテスト=監視
- Nagiosとかでの監視項目(ポート開いてるか、http返してるか等)に加えて、serverspecでは"パッケージ入ってるか""自動起動するか"等もテスト出来る。
- Configuration Management Framework = chefとかpuppetとかansibleとか。これに対応するテストが数種類ある
- シンタックスのテスト
- 流し込み「前」のテスト(ユニットテスト) chefspecとか
- 流し込み「後」のテスト(結合テスト) serverspecとか
- serverspecとは→サーバの状態をRSpec (Rubyのテストフレームワーク)で記述。人間が流し込んだ後に「ログインして確認」してたことを自動化。
- 応用:サーバ構築のCI。puppet更新→VMに流し込み→serverspecでテスト をくるくる回す。
- Ukigumo perlで書かれたCIツール、シンプルなJenkins風。