Raspberry Piは刺されたmicroSDに書き込まれたOSを、本体が読み出すことで起動します。そのため、まずはmicroSDにOSを書き込む必要があります。
やることとしては
- OSの入手
- OSの書き込み
- Raspberry Piへのログイン
です。
OSの入手
何を使えば良いかわからない人はとりあえずRaspbianを手に入れるのが良いと思います。以下から入手できますが、GUIが必要ないならRASPBIAN JESSIE LITEがオススメです。
OSの書き込み
公式サイトに詳細な手順が乗ってます。
https://www.raspberrypi.org/documentation/installation/installing-images/README.md
Mac用の手順を抜粋すると以下のようになります。
microSDをMacに繋げる
買って繋げてください。
microSDのパスを調べる
diskutil list
で、Macに繋がっているデバイスの情報を見られます。
(sudo fdisk -l に相当)
私の場合は以下のようになり、使用した32GBのmicroSDが/dev/disk2
ということがわかりました。
diskutil list
〜省略〜
/dev/disk2
#: TYPE NAME SIZE IDENTIFIER
0: FDisk_partition_scheme *31.7 GB disk2
1: Windows_FAT_32 NO NAME 31.7 GB disk2s1
アンマウント
マウントされていると書き込み時に使用中と言われて作業できないので、Macに標準で入っているディスクユーティリティから、SDカードのマウントを解除してください。
デバイスにアクセス出来るがマウントされていない状態が必要なので、取り出しは行わないでください。
OSの書き込み
ddコマンドで書き込みます。
オプションのif
(input file?)にOSイメージファイルを、of
(output file?)にmicroSD(今回は/dev/disk2
)を指定します。
ofを間違えるとMacの全てのデータを壊す場合があるので注意してください。
きちんと書き込みが終われば終了です
sudo dd bs=1m if=./2017-01-11-raspbian-jessie-lite.img of=/dev/disk2
1326+0 records in
1326+0 records out
1390411776 bytes transferred in 579.587161 secs (2398969 bytes/sec)s
なお、ディスユーティリティでアンマウントしてないと、リソースが使用中と言われて書き込めません。
sudo dd bs=1m if=./2017-01-11-raspbian-jessie-lite.img of=/dev/disk2
dd: /dev/disk2: Resource busy
Raspberry Piへのログイン
microSDカードを挿す
OSを書き込んだmicroSDを本体裏のスロットに差します。
公式ケースの場合、つけたまま抜き差しが出来ます。
ログイン
スイッチは無いため、電源を繋ぐと自動で起動するので、キーボード、HDMIケーブルを繋ぎ、ログインします。デフォルトだとuserはpi、passはraspberryでログインできます。
ログインすれば後は基本debianなので自由に出来ます( ゚∀゚)o彡゚