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Windows 2008 ServerのSoftLayer仮想サーバーから物理サーバー上ののHyper-Vに引越し

Last updated at Posted at 2015-09-30

 今回はSoftlayerの仮想サーバー(VSI)で稼動しているWindows 2008 (Windows Server 2008 R2 Enterprise)をWindows Server 2012 R2搭載物理サーバー上にHyper-Vを稼動しその上の仮想マシーンに移行してみました。

1.jpg

手順としては
1) 仮想サーバーをテンプレートイメージに保存(SoftLayerポータルから)
2) イメージテンプレートをVHDにエクスポート(同じくポータルから)
  (この作業をするのにObject Storageが必要になります、Object Storageのオーダーに関してはこちらを参照ください
 http://gg-web.jp/document/ConfigGuide/05001/index.html
3) 物理サーバーをWindows 2012R2でオーダー
4) 物理サーバーにobject storageのファイルをダウンロード
5) Hyper-Vマネージャーで仮想マシーンを作成、VHDファイルを読み込む
6) 仮想マシーンのネットワーク設定を行う(SoftLayerのPortable IP addressが必要になります)
7) ライセンス認証を行う。

では詳しく紹介します。

1仮想サーバーをテンプレートイメージに保存(SoftLayerポータルから)
ポータルサイトでメインメニューからDevice device Listで対象のサーバーをクリックし、次に右側のActionからCreate Image Templateを選びます。
2.jpg
 次に画面でTemplate Imageの名前をつけて保存します。

2 イメージテンプレートをVHDにエクスポート(同じくポータルから)

 メインメニューから Device  Manage  Imageで先ほど保存したTemplate Imageを選択してください。
3.jpg

次にObject Storageのどこに保存するかを入力します。
4.jpg

 Object Storageのリストで上記のファイルを確認します。***.vhdというファイル名になってます。

3 物理サーバーをWindows 2012R2でオーダー
 こちらを参考に物理サーバーをオーダー。今回は以下のスペックでした。
  データセンター:東京
  CPU: 3.5GHz Intel Xeon-Haswell (E3-1270-V3-Quadcore)
メモリー:8GB
OS: Windows server 2012 R2 (64)
  Storage: SATA 1TB
サーバーが出来上がった後にサーバーマネージャーでHyper-Vを有効にしました。

4 物理サーバーにobject storageのファイルをダウンロード
 ダウンロードするためにPythonとGitのインストールが必要になります。こちら
https://github.com/takara9/os_tools
を参考に設定をしてして以下のコマンドを使用して物理サーバーにObject Storageのvhdファイルをダウンロードしてください。

python os_download.py コンテナ名 VHD名 ダウンロード後のファイル名

5 Hyper-Vマネージャーで仮想マシーンを作成、VHDファイルを読み込む
 Hyper-Vマネージャーを立ち上げて新しいVMを作成しましょう。
5.jpg

Virtual Hard Diskのところで先ほどダウンロードしたVHDファイルを指定してください。

6.jpg

そのまま続けて仮想マシーンを起動するとWindows 2008が無事立ち上がります。(WindowsはSoftLayerの仮想サーバーにあるときに日本語化しておきました)

7.jpg

6 仮想マシーンのネットワーク設定を行う(SoftLayerのPortable IP addressが必要になります)
 Hyper-Vマネージャーで仮想スイッチを追加してこちらを参考にネットワークの設定をしました。

7 ライセンス認証を行う。

 最後にライセンスの認証を行います。上記の画面の下のほうにある“今すぐ行う場合はここをクリックしてください”をクリックして認証を行ってください。(ライセンスキーが必要になります)

8.jpg

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