AWSへSSH接続可能になったら以下を実施
##環境
- RHEL6.5
- Apache2.2.15(Unix)
- PHP5.4.33
- MySQL5.6
##OS基本設定
###rootパスワード設定
- rootパスワードを設定
- ec2-userでログイン
- sudo su -
- passwd
- 新パスワードを設定
- 「all authentication tokens updated successfully.」と表示されたらOK
###作業用ユーザーを作成
- デフォルトのec2-user以外のユーザーを作成
- su -
- useadd user1
- passwd user1
- 「all authentication tokens updated successfully.」と表示されたらOK
- 作成ユーザーにsudo権限を与える
- usermod -G wheel user1
- visudo
- 以下コメントアウトを外す
- #%wheel ALL=(ALL) ALL → %wheel ALL=(ALL) ALL
###SSHポート番号変更
- sshのデフォルト22番から変更
- vi /etc/ssh/sshd_config
- port 22 → それ以外(2222とか)
- vi /etc/ssh/sshd_config
- sshd再起動
- service sshd restart
- 変更後のポートに対してsshログイン可能であることを確認
###セキュリティグループの設定
- HTTP,HTTPS,SSHのみ許可する
- EC2管理コンソールにログイン
- サブメニューのセキュリティグループからインスタンスで使用するグループを選択
- Inbound上で以下を許可する
- SSH(デフォルト22以外の変更後のポート番号)
- HTTP(80)
- HTTPS(443)
- MySQL(3306)
###タイムゾーン変更
- 日本時間に変更する
- date で現在の設定を確認
- sudo cp -p /usr/share/zoneinfo/Japan /etc/localtime
- date 日本時間になっている事を確認
###日本語設定
- 日本語設定に変更
- vi /etc/sysconfig/i18n
- LANG=en_US.UTF-8 → LANG=ja_JP.UTF-8
- vi /etc/sysconfig/i18n
###Fix更新
- yum update -y
###cloud-init用の事前環境設定
- EC2インスタンスコピー時に環境設定が変わってしまう問題を防ぐために以下を行います。
- vi /etc/cloud/cloud.cfg
- preserve_hostname:true ##再起動時にホスト名が変更されしまう現象を防ぐ
- repo_upgrade: none
- locale: ja_JP.UTF-8 ##ja_JP.UTF-8指定の場合
- vi /etc/sysconfig/clock
- ZONE="Asia/Tokyo" ##Asia/Tokyo指定の場合
- UTC = True
- vi /etc/cloud/cloud.cfg
###メールアドレス設定
- 障害時の通知用メールアドレスを設定します。
###停止スケジュール設定
- EC2は時間課金なので、使わない時間帯に自動停止してくれる仕組みを作ります
- cronインストール
- yum install crontabs -y
- cron自動起動設定
- chkconfig httpd on
- chkconfig --list httpd でonになっているか確認
- cron起動
- service crond start
- 自動停止スケジュール登録
- crontab -e
- 例)夜23:00の場合
- 00 23 * * * /sbin/shutdown -h now
- cronインストール
##LAMP環境構築
###レポジトリ追加
- レポジトリとは、インターネット上にあるソフトウェアの倉庫のようなもの
- 登録しておくことで、より多くの種類、より新しいバージョンのソフトウェアをインストール出来たりします
- 主要レポジトリインストール(EPEL、REMI、RPMForge)
※必ずEPEL→REMIの順でインストールする。- 各レポジトリダウンロード
- 各レポジトリをインストール
- sudo rpm -Uvh epel-release-6-8.noarch.rpm
- sudo rpm -Uvh remi-release-6.rpm
- sudo rpm -Uvh rpmforge-release-0.5.3-1.el6.rf.i686.rpm
- 各レポジトリインストール確認
- rpm -qa | grep epel-release
「epel-release-6-8.noarch」が返ってくればOK - rpm -qa | grep remi-release
「remi-release-6.5-1.el6.remi.noarch」が返ってくればOK - rpm -qa | grep rpmforge-release
「rpmforge-release-0.5.3-1.el6.rf.x86_64」が返ってくればOK
- rpm -qa | grep epel-release
###Apacheインストール、設定
-
yum install httpd -y
-
Apache起動、接続確認
- service httpd start
- ブラウザから以下URL接続でテストページが表示されたらOK
http://xxx.xxx.xxx.xxx ※IPアドレスを指定
-
導入バージョン確認
- httpd -v
-
Apache自動起動設定
- sudo chkconfig httpd on
- sudo chkconfig --list httpd でonになっているか確認
-
Apache設定ファイルバックアップ(httpd.conf.org)
- cp /etc/httpd/conf/httpd.conf /etc/httpd/conf/httpd.conf.org
-
Apache設定ファイル編集
-
最低限以下5点を編集
-
vi /etc/httpd/conf/httpd.conf
- ブラウザからディレクトリ構造を表示できないようにする - Options Indexes FollowSymLinks → Options -Indexes FollowSymLinks - ファイルが見つからない時の「Forbidden」ページからOS情報を非表示にする - ServerTokens OS → ServerTokens Prod - ファイルが見つからない時の「Forbidden」ページからIPやApacheの情報を非表示にする。 - ServerSignature On → ServerSignature Off - エラーが起きた時の通知先メールアドレス - ServerAdmin メールアドレス - 登録ホスト名 - #ServerName www.example.com:80 → ServerName localhost:80
-
-
Apache設定チェック
- service httpd configtest
- 「Syntax OK」と表示されればOK。
-
httpd再起動
- service httpd restart
-
もう一度接続確認
- ブラウザから以下接続でテストページが表示されたらOK
###PHPインストール、設定
- PHPインストール
- yum install php php-devel php-mysql php-gd php-mbstring -y --enablerepo=remi
- 導入バージョン確認
- php -v
- PHP設定ファイルバックアップ
- cp /etc/php.ini /etc/php.ini.org
- PHP設定ファイル編集
-
vi /etc/php.ini
- 軽度の通知含め全てのエラーを表示するようにする - error_reporting = E_ALL & ~E_DEPRECATED → error_reporting = E_ALL | E_STRICT - ブラウザにエラーを画面に表示しない - display_errors = Off - PHPスタートアップ時のエラーを表示しない - display_startup_errors = Off - エラーをログを出力する - log_errors = On - エラーログを/var/log/php_errors.logに出力する - ;error_logs = php_erros.log → error_logs = /var/log/php_errors.log - タイムゾーンを日本語に変更 - ;date.timezone = → date.timezone = Asia/Tokyo - 日本語設定 - ;mbstring.internal_encoding = EUC-JP → ;mbstring.internal_encoding = UTF-8 - ;mbstring.language = Japanese → mbstring.language = Japanese - ;mbstring.http_input = auto → mbstring.http_input = auto - ;mbstring.detect_order = auto → mbstring.detect_order = auto - phpのバージョンや、php使用有無の情報を公開しないようにする - expose_php = On → expose_php = Off
-
###MySQLインストール、設定
- MySQLインストール
- yum install -y http://dev.mysql.com/get/mysql-community-release-el6-5.noarch.rpm
- yum install -y mysql mysql-devel mysql-server mysql-utilities
- 上手くインストール出来ない場合は以下手順で関連モジュール削除後再度実施
- yum remove mysql*
- rpm -qaで依存関係をチェック
- rpm -e 依存モジュール名 で削除
- 導入バージョン確認
- mysql -V - 自動起動設定
- sudo chkconfig mysqld on
- sudo chkconfig --list mysqld でonになっているか確認
- MySQLサーバー起動
- service mysqld start
- 失敗する場合は以下ログを確認
- cat /var/log/mysqld.log
- MySQL初期設定
- mysql_secure_installation
- MySQL管理用rootパスワード設定
- 匿名ユーザーを削除するか → Y
- リモートからrootログインするか → Y
- testデータベースを削除するか → n
- 権限のリロードをするか → Y
- mysql_secure_installation
- rootパスワード設定
- mysql -u root -p でブランクパスワードでログイン
- SET PASSWORD FOR root@localhost=PASSWORD('パスワード');
- exitでログアウト
- 変更後のパスワードでrootログイン出来る事を確認
- MySQL設定ファイルバックアップ
- cp /etc/my.cnf /etc/my.cnf.org
##運用ツールインストール
###dstat(リソース状況確認コマンド)
- ロードアベレージ、CPU、Memory、disk、NetWork等を一覧でリアルタイムに見れるので便利。
- 各種ステータス確認コマンドのまとめ、一括管理のために作られたコマンドらしい
- yum install dstat
- dstat 実行でモニター画面が表示される事を確認
- 各確認項目にaliasを貼っておくと便利
以下を参考にさせて頂きました。
http://d.hatena.ne.jp/hirose31/20120229/1330501968を参照- vim /etc/profile にて末尾に以下を追加
- alias dstat='dstat -tlcmgdrn'
- alias dstat-cpu='dstat -tlcr'
- alias dstat-mem='dstat -tlcm'
- alias dstat-disk='dstat -tlcdr'
- alias dstat-net='dstat -tlcnd'
- vim /etc/profile にて末尾に以下を追加
###logwatch(ログ監視コマンド)
- 1日のログ監視結果のレポートを/etc/aliasesで指定したrootアカウントメールに送ってくれる
- logwatchインストール
- yum install logwatch
- レポート送信テスト
- logwatch --print
- 指定したメールアドレスに送信されているか確認して下さい。
- logwatchインストール
##参考URL
- http://d.hatena.ne.jp/knaka20blue/20130821/1377056662
- http://dev.classmethod.jp/cloud/aws/start_stop_ec2_instances_by_jenkins/
- http://tweeeety.hateblo.jp/entry/20140211/1392128981
- http://infra.blog.shinobi.jp/Entry/85/
- http://d.hatena.ne.jp/home0/20111112/1321062630
- http://tanaka.sakura.ad.jp/2011/05/centos-linux-apache-php-perl-mysql-lamp.html
- http://kzy52.com/entry/2014/07/10/064230
- http://linuxserver.jp/%E3%83%97%E3%83%AD%E3%82%B0%E3%83%A9%E3%83%9F%E3%83%B3%E3%82%B0/php/%E3%83%9E%E3%83%AB%E3%83%81%E3%83%90%E3%82%A4%E3%83%88%E7%92%B0%E5%A2%83%E3%81%AE%E6%96%87%E5%AD%97%E5%8C%96%E3%81%91%E5%AF%BE%E7%AD%96.php