CLASSPATH(クラスパス)の設定
標準的なシステムライブラリに含まれていない部品(jarファイル)は、「外部ライブラリ」と呼ばれます。
JDBCドライバは、外部ライブラリのひとつです。標準的なシステムライブラリにくわえて外部ライブラリを使用するには、この外部ライブラリの場所をコンパイラや JVM(JavaVirtualMachine:Java 仮想環境)へ伝える為の設定が必要となります。この設定を「CLASSPATH(クラスパス)の設定」といいます。
「CLASSPATH(クラスパス)の設定」はいくつか方法がありますが、
このQiita自分用メモでは、
1.環境変数へ CLASSPATH を設定する方法
2.Eclipse(Pleiades All in One)のビルドバスへ CLASSPATH を設定する方法
を記載します。
Eclipse(Pleiades All in One)のビルドバスへ CLASSPATH を設定する方法
ここでは後ほど作成する ChkLoadJdbc の作成を例として記述します。
Eclipse(Pleiades)を起動します。
Java パースペクティブにて操作をおこなう事とします。
(Java パースペクティブでない場合は、当該パースペクティブに切り替えておきます)
パッケージ・エクスプローラーの空白部分を右クリック
->新規->Java プロジェクトを選択
「新規 Java プロジェクト」画面が表示される
プロジェクト名:ChkLoadJdbc
とします
実行環境 JRE の使用:JavaSE-1.8
とします
「次へ」ボタンを押下
ここで「ライブラリー」タブを選択
(後ほど<<確認方法>>の部分でも設定をおこなう事ができます)
「外部 JAR の追加」ボタンを押下
C:\Program Files\Java\jdk x.x.x_xxx\lib を開く
※xはインストールされている JDK のバージョンによって異なります。
mysql-connector-java-x.x.xx-bin.jar を選択して、「開く」ボタンを押下
「完了」ボタンを押下します。
<<確認方法>>
Java プロジェクトフォルダ(ChkLoadJdbc)を右クリック
プロパティを選択
「Java のビルド・パス」を選択
「ライブラリータブ」を選択
mysql-connector-java-x.x.xx-bin.jar と JRE システム・ライブラリーが登録されていることを確認します。
登録されている場合は、以上で設定は完了です。
登録されていない場合は、以下の設定をおこないます。
「外部 JAR の追加」ボタンを押下
C:\Program Files\Java\jdk x.x.x_xxx\lib を開く
※xはインストールされている JDK のバージョンによって異なります。
mysql-connector-java-x.x.xx-bin.jar を選択して、「開く」ボタンを押下
「完了」ボタンを押下
以降、
1.JDBCドライバのロード(JDBCドライバを使ってデータベース(MySQL)に接続できる状態かを確認する)
2.MySQL への接続(データベース(MySQL)に接続して、テーブル情報を検索する。また検索結果を表示する。) の順に2つのプログラム(アプリケーション)を作成します。
Java-データベース接続 / Java-MySQL接続
①JDBCとJDBCドライバの概要
②JDBCドライバの取得方法(MySQL用)とデータ接続準備
③-1 環境変数へCLASSPATHを設定する方法
③-2 EclipseのビルドバスへCLASSPATHを設定する方法
④JDBCドライバのロード
⑤データベース(MySQL)に接続してテーブル情報を検索、また検索結果を表示