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Ruby使いなら知っておくべきgemたち―Pry

Last updated at Posted at 2016-07-29

概要

名前

Pry

URL

解説

今更ながら、pryを解説。
以前に記事をいくつか書いているのでそちらも参照のこと。
wtf!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!??????????????????
Pryコンソールのプロンプトをカラフルかつ便利にする

irbとの比較

irbの代替として使われる・言及されることの多いgemで、実際そうなのですが、使ってみると用途がだいぶ違うことに気づきます。pryは高機能ながら起動時間が遅いのと、エディタやデバッガとの連携機能などもあるので、常に開きっぱなしにして都度何かを実行する、という運用になりやすいです。一方のirbは起動が爆速なので(JRuby除く…)、簡単な実験をしてすぐに終了するような使い方が多くなります。

機能

公式を訳しただけですが…

  • ソースコードブラウジング (pry-docgemがあればCのコードも対象)
  • 状態ナビゲーション (cd, lsなど)
  • Rubiniusのコードブラウジング
  • ドキュメンテーションブラウジング
  • ライブヘルプ
  • エディタでメソッドを編集 (edit-method Class#method)
  • シンタックスハイライト
  • コマンドライン統合 (git, rake, エディタの起動が可能)
  • Gist統合
  • ランタイムからの起動 (開発コンソールまたはデバッガとしての利用)
  • 特殊なオブジェクトのサポート (BasicObject instances, IClasses, ...)
  • 強力かつ柔軟なコマンドシステム
  • 履歴の表示・編集
  • IPythonやSmalltalkなどの高度なREPLにインスパイアされた高度なコマンド群

利点

とにかく異常に高機能なので、やりたいことはたいていできる。
binding.pryは必ずお世話になるし、lsなんかもうまく使えば強力なデバッグツールとなる。

欠点

できることが多すぎて何から覚えていいかわからない。

まとめ

使わない理由がない。

参考リンク

https://github.com/rweng/pry-rails (Railsで使うならこちら)

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