#はじめに
仕事の現場で「ソース管理どうしますか?」と聞くと
「SVNサーバ構築しといて」と言われることよくありますよね。
(言い出しっぺがやらされる法則)
そういう人のために構築手順まとめました。
#Subversionのインストール
最新のSubversionをインストールしたいのでwandiscoのyumリポジトリを追加
sudo vi /etc/yum.repos.d/subversion.repo
centOS7にSVN1.9をインストールしたい場合は以下のように記述
[subversion]
name=subversion
baseurl=http://opensource.wandisco.com/rhel/7/svn-1.9/RPMS/
enabled=1
gpgcheck=1
gpgkey=http://opensource.wandisco.com/RPM-GPG-KEY-WANdisco
Subversionのインストール
sudo yum install subversion
バージョン確認
svnserve --version
Subversionのリポジトリ作成
sudo mkdir -p /var/svn/repos
sudo svnadmin create /var/svn/repos
Subversion用のグループを作成
sudo groupadd svngroup
Subversionリポジトリのグループと権限を変更
sudo chown -R :svngroup /var/svn/
sudo chmod -R 775 /var/svn/
#SubversionへのSSH経由でのアクセス
##Subversionのユーザー
ユーザーはOSのユーザーを利用するので事前に作成
作成したユーザーに先程のグループを追加(-aオプションを忘れずに!)
sudo usermod -aG svngroup ユーザー
確認コマンド
id ユーザー
##EclipseからSSH経由でアクセス
新規にリポジトリロケーションを作成し、URLを以下のように設定
svn+ssh://IPアドレス/var/svn/repos
必要に応じてユーザーのパスワードやSSHキーを設定
※参考 EclipseからSubverisonにプロジェクトの追加
対象プロジェクトを右クリック
チーム → プロジェクトの共有 → SVN → 既存のリポジトリを選択
「拡張モード」
「単一プロジェクトレイアウト」
「Subversion推奨レイアウト」を選択
##SVNサーバと同じサーバでアクセス
Subversionを使用可能なユーザーで以下を実行(プロジェクトのチェックアウト)
svn co file://localhost/var/svn/repos/test/trunk
##SVNサーバと別のサーバでアクセス
Subversionを使用可能なユーザーで以下を実行(プロジェクトのチェックアウト)
svn co svn+ssh://IPアドレス/var/svn/repos/test/trunk
※未検証です
#さいごに
言い出しっぺにやらせるとだれも言い出さなくなると思います。
そこで、今後は言い出しっぺ以外にやらせるというルールにしたらどうでしょう?
とりあえず、今後は「ソース管理どうしますか?」と言い出さないようにしようと思います。