pyenvはPythonを
rbenvはRubyを複数バージョン管理したいときに使います。
今回、pyenvもrbenvも/usr/local
にインストールすることにしました。
他にもphpenvやplenvやanyenvだとか、たくさんの派生リポジトリがあるみたいです。とりあえず今回はPythonとRuby2つについてインストールしてみました。他も同じやりかたでできるはず?
/etc/profile.d/
以下に書かれたファイルの設定を読んでsudoするためsudo -i
を使うっていうのが面倒な程度です。
pyenv
/usr/local
に置きます。
sudo git clone git://github.com/yyuu/pyenv.git /usr/local/pyenv
sudo git clone git://github.com/yyuu/pyenv-virtualenv.git /usr/local/pyenv/plugins/pyenv-virtualenv
起動時に読まれるファイルを書いて・・・
/etc/profile.d/pyenv.sh
export PYENV_ROOT="/usr/local/pyenv"
export PATH="${PYENV_ROOT}/bin:${PATH}"
eval "$(pyenv init -)"
シェルを再起動します
exec $SHELL -l
rbenv
こちらも同様です。
sudo git clone git://github.com/sstephenson/rbenv.git /usr/local/rbenv
sudo git clone git://github.com/sstephenson/ruby-build.git /usr/local/rbenv/plugins/ruby-build
起動時に読まれるファイルを書いて・・・
/etc/profile.d/rbenv.sh
export RBENV_ROOT="/usr/local/rbenv"
export PATH="${RBENV_ROOT}/bin:${PATH}"
eval "$(rbenv init -)"
シェルを再起動します
exec $SHELL -l
which ruby
やwhich python
で新しく設定したパスが出てきたら成功です。
使い方
基本の使い方はどちらも似ていて、
# インストール可能なバージョン一覧を出す
pyenv install -l
# 所定のバージョンをインストール(この場合3.4.2)
sudo -i pyenv install 3.4.2
# 所定のバージョンがインストールされたことを確認
pyenv versions
# 特定フォルダー以下でのみ使いたい場合
cd /home/jibun/python3/
pyenv local 3.4.2
sudo -i pyenv rehash
# 全体に設定する場合
pyenv global 3.4.2
sudo -i pyenv rehash
# インストール可能なバージョン一覧を出す
rbenv install -l
# 所定のバージョンをインストール(この場合2.1.3)
sudo -i rbenv install 2.1.3
# 所定のバージョンがインストールされたことを確認
rbenv versions
# 特定フォルダー以下でのみ使いたい場合
cd /home/jibun/ruby2.1/
rbenv local 2.1.3
sudo -i rbenv rehash
# 全体に設定する場合
rbenv global 2.1.3
sudo -i rbenv rehash
今回参考にした記事は以下になります。
http://qiita.com/la_luna_azul/items/3f64016feaad1722805c
http://qiita.com/youcune/items/a5cc93313641b69b62f8